チリ

アレクシス「いつもチリのことを考えている」

火曜日 11 9月 2018 07:00

アレクシス・サンチェスは、出場試合数とゴール数でチリ代表歴代最多をマークし、2015年と16年のコパアメリカ連覇に貢献した。

今回のインターナショナルウィーク期間中の親善試合には出場せず、Aonトレーニングコンプレックスでコンディション調整に努めた。29歳のアレクシスは、United Reviewにチリ代表への思いを語ってくれた。

チリはいつも心の中に
家族が今も住んでいる。チリを愛しているよ。いつだって、母国の名が世界に轟くことを考えている。帰るたびに、地元の人が僕への愛情を示してくれる。子供たちも僕をアイドルのように見てくれるから、彼らのためにベストなことをしてあげたいと思うよ。

国を代表する気持ち
代表で初めてプレーする時は、チリを背負って戦うことの重さを理解できない。初めて代表のユニホームを着た時には、信じられなかったよ。国を背負って戦うようなものだからね。とても喜ばしいことだし、感謝もする。だって、僕たちはワールドカップ出場権を得られなかったんだ。今チリ代表のユニホームを着たら、ゾクゾクしてしまうと思う。

「チリのためにベストを尽くす」
最高の瞬間
チリ史上初めてコパアメリカを制した瞬間。国民、家族、友人のサポートを得られた瞬間。国全体にとって素晴らしい瞬間だった。世界屈指の選手が揃うアルゼンチンに勝っての優勝だったからね。僕自身も、チームメートにとってもすごく嬉しかった。それだけの努力をしたんだ。チリ国民は、生涯忘れないと思う。同じ大会で2回も優勝できたしね。2回目も最高の気分だった。今も、あの時のチームの全員を国民が誇りに思ってくれているよ。チリを再び優勝させるためにも、僕たちはベストを尽くす。
代表記録更新について
ゴール数と出場試合数で代表の歴代1位になれて誇らしく思う。それに、僕たちが成し遂げたことも誇りに思う。歴代最多ゴールをマークして、実績を残せなかったら良い気分になれない。僕は、毎試合でベストを尽くしている。これからも成長したいし、歩み続けたい。ワールドカップにも出場したいし、コパアメリカでも優勝したい。代表で成長したい。もっとゴールを決めて、チリの人に喜んでもらいたい。
ゴール数と出場試合数で代表の歴代1位になれて誇らしく思う。

今後
代表の全員が、次のワールドカップ(2022年のカタール大会)に出場したがっていると思うよ。ロシア大会の出場権を得られなくて、残念な気持ちでもあるし、後悔もしている。ワールドカップは特別な大会だから、多くの選手が申し訳ない気持ちだったと思うし、辛かったと思う。僕はワールドカップに2回、U-20のワールドカップにも3回出場できた。その経験だけで人生が変わる。またワールドカップに出場して、以前チリ代表に向けられたリスペクトを再び得たい。

アレクシスのインタビューは、オールド・トラッフォードでのマッチデープログラム、United Reviewに掲載されたもの。