アシュリーの2つの野望
アシュリー・ヤングは非常に充実したシーズンを終えようとしている。そしていま、2つの高い目標を設定している。
ヤングが狙っているのは、ギャレス・サウスゲート監督率いるイングランド代表のワールドカップ行きのメンバーに選ばれることだ。発表は明日水曜に予定されている。そしてもう一つは、土曜にチェルシーと対戦するエミレーツFAカップ決勝戦で、ジョゼ・モウリーニョ監督の先発イレブンに名を連ねること。
ヤングはこれまでワールドカップに出場したことは一度もない。10年大会ではファビオ・カペッロ監督のメンバーから漏れた。しかしその後サウスゲート監督に招集され、今回は現実的にロシア行きのチャンスを見据えている。
しかしいまの時点ではまだクラブが最優先だ。32歳のヤングは、ウェンブリーでまたひとつトロフィを手にいたいと願っている。
「サッカー頭脳には自信があるんだ。ピッチの上で自分がどこにいるべきか、いつ攻めて、いつ守るべきかということが判断できる」
毎週続けてプレーできていることはものすごく後押しになっている。新しいポジションでプレーしているけれど、順応できていると感じている。サッカー頭脳には自信があるんだ。ピッチの上で自分がどこにいるべきか、いつ攻めて、いつ守るべきかということが判断できる」
「今シーズンは本当に充実していたよ、自分で予想していた以上にね。イングランド代表にも復帰することができた。メンバー発表を祈りながら待つよ。今シーズンの成果が表れますようにって」
「リーグ2位に加えて週末のFAカップに優勝することができたら、今シーズンはいい結果だったと言えるのかもしれないけど、選手たちやスタッフに聞いたら、きっとみんながリーグ優勝こそが自分たちのいるべき場所だと答えるだろうね。だから残念ではあったけれど、全体的には良いシーズンだったと言えるんじゃないかと思う。とくにFAカップに勝てたとしたら素晴らしいことだ」
「決勝戦は待ち遠しい。興奮していない選手なんていない。僕らは前にも同じ経験をしているから、今週はしっかりと準備を整えるよ。全員が先発したいと願っているし、プレーしたいと望んでいる。僕もその一人さ」
「FAカップ決勝でプレーし、当然勝ちたい。FAカップに優勝して、トロフィを受け取りにスタンドの階段を上っていくときほどすばらしいフィーリングはないからね。それを実現できるよう願っているよ」。