バーンリー戦で決勝点を決めたマルシャル

バーンリー 0-1 ユナイテッド

土曜日 20 1月 2018 17:15

ターフ・ムーアでバーンリーと対戦したマンチェスター・ユナイテッドは、アントニー・マルシャルの決勝ゴールにより勝ち点3を獲得した。

試合開始からポジティブな展開こそ作れど、この日の前半から得点が生まれる気配は感じられなかった。ユナイテッドの攻撃の起点になっていたのは、ポール・ポグバ。アシュリー・ヤングのパスからボレーで合わせる形を作ったものの、シュートは枠内に飛ばず。

ホームのバーンリーは、セットプレーから活路を見出そうと試み、フリーキックからジェームズ・ターコウスキー、コーナーキックからベン・ミーもボールに触れるが、ゴールネットを揺らすことはできない。

前半終盤、ポグバとの連携からシュートを放ったマルシャルからは、違いを生み出す雰囲気が感じられた。ジョゼ・モウリーニョ監督がハーフタイムに檄を飛ばし、後半、ついに試合が動いた。

後半開始から9分、ロメル・ルカクがボールをキープ後、空いたスペースに抜け出ていたマルシャルにパス。これを受けたマルシャルが力強いシュートを放ち、ボールはクロスバーに当たりながらもゴールネットを揺らした。

直後、バーンリーもヨハン・ベルグ・グズムンドソンがバー直撃のフリーキックを放ちチャンスを作る。クリス・スモーリングの胸にボールが当たると、バーンリーサポーターはハンドを取らない審判に怒声のような声をぶつけて猛抗議。会場内の雰囲気も含め、決して簡単な試合ではなかった。

バーンリーのベン・ミー、グズムンドソンに攻められるユナイテッドだったが、ダビド・デ・ヘアがゴールを許さず失点を回避。ユナイテッドは追加点を決めるチャンスを作るも、ルカク、ポグバ、ジェシー・リンガードのシュートはことごとくブロックされるかワイドに流れしまう。

後半中盤から交代出場したサム・ヴォークスが攻撃の形を作ったバーンリーに対し、ユナイテッドはマルシャルが2点目を狙って強烈なシュートを放ったが、GKニック・ポープが片手でセーブ。後半追加タイムには再びヴォークスにシュートを許すも1点を守り抜き、ユナイテッドが勝利を収めた。

マルシャルのゴールを祝福するマタ

ラインナップ

 ユナイテッド:デ・ヘア、バレンシア、スモーリング、ジョーンズ、ヤング、マティッチ、ポグバ、マタ(72分にフェライニと交代)、リンガード(80分にラッシュフォードと交代)、マルシャル(90分にエレーラと交代)、ルカク

出場機会の無かったサブ:ロメロ、ロホ、ショー、マクトミネイ

イエローカード:ポグバ、マティッチ、バレンシア

バーンリー:ポープ、バーズリー、ターコウスキー、ミー、テイラー、グズムンドソン、コーク、ヘンドリック(82分にヴォークスと交代)、デフール、アーフィールド(81分にエンクドゥと交代)、バーンズ(89hンにウェルズと交代)

出場機会の無かったサブ:リンデゴーア、ロートン、ウェストウッド、ロング

イエローカード:ミー、バーズリー、デフール

次戦は?
26日(金)にヨーヴィル・タウンとエミレーツFAカップ4回戦で対戦する。その日はモウリーニョ監督の誕生日、そしてユナイテッドの監督として100試合目の節目となる。