ゴメス「まだ始まりにすぎない」
マンチェスター・ユナイテッドの新鋭アンヘル・ゴメスは、オールド・トラッフォードでのハダースフィールド戦で終盤に途中出場した経験は「始まりにすぎない」と話し、暫定監督のオーレ・グンナー・スールシャールの指揮のもと、与えられるチャンスはすべてつかみとっていくと抱負を語った。
2017年5月、クリスタル・パレス戦に途中出場したゴメスは、プレミアリーグでプレーしたユナイテッドの最年少プレーヤーとなった。さらに2017年、ジミー・マーフィー年間最優秀ヤングプレーヤー賞を当時の最年少で受賞した。
18歳のMFは以降ユナイテッドのU23チームで実績を積み、先週末、カーディフ・シティー戦の遠征メンバーに選出(試合は5-1でユナイテッドが勝利)。そして次のハダースフィールド戦では出場のチャンスを得た。終了10分前、マタに代わってピッチに立った時、観客のリアクションに感動したとゴメスは話した。
「試合に出るチャンスが巡ってくるのはいつでもすごくうれしいことだ。とくに僕のような若手にとっては、同じように成長していった先輩選手たちの足跡をたどれる気がして感激する」そうMUTVに語ったゴメス。「ピッチに踏み出た瞬間、観客のみんなが声援を送ってくれたときはものすごく感動した」
「あまりにすごくて何も聞こえないくらいだった。でもピッチに歩み出たら、すっと落ち着くことができた。仲間の選手たちもヘルプしてくれた。声をかけてくれて、指示を出してくれた。その瞬間から大丈夫だ、という気になれた」
ファーストチームをふたたび経験したゴメスは、スールシャール監督のもとさらなるチャンスを得たいと意欲に燃えている。
「これはまだ始まりにすぎない。僕とジミー(ガードナー)は前の試合にも帯同していたから、またメンバーに加わって、試合に出られたのはボーナスだ」
「ユナイテッドは若手を開花させる時期に来ている。そして新しい監督のもと、今のこの状況の中で、とにかくやるしかない、という気持ちだ」
現役時代に数多くの��ールをあげた新監督のスールシャールから学べることは多いとゴメスは話す。
「彼はこのクラブのレジェンドだ。このクラブで活躍し、多くのものを勝ち取った偉大な選手だった彼をファンもサポートしている。スールシャールのような監督から学べるということは、僕や他の若手選手たちにとって素晴らしい機会だ。みんな彼を見て育ったからね。感激だよ」
スキルに長けたMFは、スールシャールからの助言、そしてオールド・トラッフォードのピッチに歩み出た瞬間の感動を思い出し、ファーストチームでふたたび輝きたいという意欲を新たにした。
「監督は、とにかく楽しんでくるようにとピッチに送り出してくれた。内側に入って、ボールをゲットしたら、できるだけ多くボールに触り、雰囲気を楽しむようにと。だから言われたとおりこの経験を満喫したんだ」
「でもまだこれは始まりにすぎない。リザーブチームだろうと、ユースチームだろうとファーストチームだろうと、僕は全力を出しきって、チャンスはすべてつかむつもりだ」。
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