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欧州で結果を残し続けるジョゼ

ジョゼ・モウリーニョがマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任後初の会見が2016年7月に開かれた時、彼は、前年のプレミアリーグで得失点差によりマンチェスター・シティーを下回り5位で終えた結果に対し不満を漏らした。

「(チャンピオンズリーグで)プレーできないことに少し苛立っている。隠しはしない。私は、サー・アレックスの記録を目標にしている。ただ、私個人よりもクラブの方が大事だ。このクラブが相応しい場所にいないといけない」

欧州最高峰の舞台への切符は、就任1年目にヨーロッパリーグを制覇して獲得した。昨季は、シティーに次いでリーグ2位で終え、今季の出場権を獲得した。ジョゼは今季も、監督としての22シーズンで同大会194試合で采配を振るったサー・アレックスの記録を追うことができている。

同大会で率いた試合数でモウリーニョ監督を上回るのは、アーセン・ヴェンゲルと、カルロ・アンチェロッティしかいない。まだ55歳のモウリーニョ監督ならば、サー・アレックスを抜いて新記録を樹立することも可能だろう。オールド・トラッフォードでヤングボーイズに1-0で勝利した結果、監督は、同大会で14年連続してノックアウトステージ進出を決めた。

 監督  試合数  シーズン
 サー・アレックス・ファーガソン 194  22
 アーセン・ヴェンゲル 188  21
 カルロ・アンチェロッティ 155  17
 ジョゼ・モウリーニョ 146  16
 ペップ・グアルディオラ 109 10 
 ルイ・ファン・ハール 95  10
 ラファエル・ベニテス 95   11
 オットマー・ヒッツフェルト 95  10

ユナイテッドは、グループ1試合を残して勝ち上がりを決めている。今季は、優勝候補の一つであるユヴェントス、昨季スペインリーグ4位のバレンシア、スイス王者と同組に入った。すでに勝ち上がりを決めているが、ユヴェントスが首位通過を果たすには、ベルンでの最終節で勝利を収めなければならない。ユナイテッドは、直接対決での戦績によりユヴェントスを上回っている。これだけでも一つの成果と言えるだろう。

控え目に報じられているものの、ユヴェントスは、ホームで行なわれた欧州戦での直近34試合中20試合で勝利を収め、わずか2敗しか喫していない。ユナイテッドに2-1で敗れた次の試合は敵地でのバレンシア戦で、彼らは勝った。セリエA 7連覇中のユヴェントスは、今季も首位を独走状態で、現時点で2位との勝ち点差を8に広げている。

当たり前のことだが、アリアンツ・スタジアムで勝てたことで、12月17日にニヨンで開催されるラウンド16の組み合わせ抽選は恐るるに足らない。ノックアウトステージでは、何が起こっても不思議ではないからだ。それは、昨季の16強でセビージャと対戦した時にも当てはまる。激闘の第1戦をドローで終え、ホームで迎えた第2戦でアウェイゴールを許し、ユナイテッドは敗退した。

このラウンドでの敗退は残念でしかなかった。ヨーロッパリーグを制し、ジョゼのチームで初めての出場だっただけに、無念だった。現在のチームに所属する多くの選手は、昨季の経験を生かすだろう。そして、これから来年2月までに注意深く準備を進めるだろう。アウェイゴールが重視される現在のルールでは、昨年3月の対戦でウィサム・ベン・イェデルにゴールを決められた後、非常に厳しい戦いを強いられてしまった。

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2010年にインテルでチャンピオンズリーグを制したジョゼ・モウリーニョ監督

今の時点で確かなのは、ユナイテッドが来年2月と3月もチャンピオンズリーグで戦えるということで、全サポーターも安堵しているはず。もしナポリが、パリ・サンジェルマン、リヴァプール、レッドスター・ベオグラードとのグループを通過できなければ、今季の大会ではモウリーニョ監督が最も経験豊富な監督になる。

未だかつて、異なる3つのクラブでチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げた監督はいない。ジョゼは、ポルトとインテルで欧州を制した。現時点では、エルンスト・ハッペル、オットマー・ヒッツフェルト、ユップ・ハインケス、アンチェロッティらと顔を並べている。この目標もモウリーニョ監督にとって刺激になるだろうし、指揮した試合数での順位にも誇りを持っているに違いない。それに、就任直後に語った通り、マンチェスター・ユナイテッドには欧州トップが相応しい。

グループステージ最終節の結果にかかわらず、ユナイテッドは2018-19シーズンのラウンド16に勝ち進む。我々には、この大会で優勝するために何が必要かを理解している指揮官がついている。たとえ下馬評が低くとも、だ。いざノックアウトステージが始まるという時期を迎えても、我々には楽観視できる理由があるのだ。

この記事は筆者の個人的な意見が反映されたもので、マンチェスター・ユナイテッドFCとしての見解ではありません。

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