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監督がブライトン戦を総括

日曜日 19 8月 2018 19:00

ジョゼ・モウリーニョ監督は、あまりのミスの多さにより、マンチェスター・ユナイテッドがブライトン&ホーヴ・アルビオンに3-2で敗れたと語った。

前半だけでグレン・マレー、シェーン・ダフィー、パスカル・グロスに得点を許し、ブライトンはアメックス・スタジアムで勝ち点3を獲得。ユナイテッドはロメル・ルカク、ポール・ポグバがゴールを決めたものの、2018-19シーズン初のアウェイマッチに敗れた。

試合後、モウリーニョ監督がSky Sports、MUTV、会見で語った内容は以下の通り…

アレクシス・サンチェスについて
わからない。検査結果を待ってからになるが、大きな問題とは思っていない。1週間か、長くても2週間だろう。

ミスが多過ぎた
ミスが多過ぎた。それによって罰を受けた。3点目を決められて逆転するのはあまりにも難しい。ハーフタイム、後半にも努力したが、ミスの積み重ね、それからこちらのミスで1点ずつゴールを決めていけば、ブライトンのような優秀なチームには喜びと自信を与えてしまうことになる。彼らは、我々の自信を奪った。ミスを犯しても罰を受けない場合もある。せっかくのギフトを相手にプレゼントしても、相手が生かせない場合もある。こちらのミスの恩恵を得られないことだってある。そういうこともあるが、今回は3回のミスをすべて生かされた。相手は客観的だった。勝利は彼らに相応しい。

ブライトン 3-2 ユナイテッド

 記事

今季初のアウェイゲームで敗戦

選手にとっても難しかった
今日のような状況では、自分たちが犯したミスに対応するのは精神的に非常に難しい。後半に気持ちを奮い立たせるのは難しい。もし2点目が取れていたら気持ちも高ぶっただろうし、相手にプレッシャーを与えられたとは思う。しかし、2点目は遅過ぎた。少なくとも、3-3にしたかった。そういうインパクトを残したかったができなかった。ゴールは得られなくとも、我々はトライした。こちらに決定機は少なかったが、(ブライトンは)力強く祟った。心理的な部分を見ても、ブライトンがハッピーなサイドで、常にアドバンテージを握っていた。

選手を批判しない
選手個人のパフォーマンスを取り上げ、もし私が選手を批判しても、あなた方(メディア)は納得しない。メディアや解説者は、そういう行動を取る私を批判する。それは私にとっても良いことではないので、そちらに誘導しないでもらいたい。選手たちのパフォーマンスが素晴らしかったら、私は喜んで彼らのプレーを分析する。私にとっても、カメラの前で誰のパフォーマンスが良かったかを話せれば嬉しい。それができないのなら、違った方向に誘導しないでもらいたい。その方向には進みたくない。

勝つと思われない側がパフォーマンスレベルを上げるのは自然なこと
トップチームと対戦するチームは、異なる野心や、異なるレベルのモチベーションを持っているのが自然で、ブライトンが今日の試合で示した通りだ。しかし、それらはまやかしの場合もある。満足感と自信が大きな違いを生む要因になる。彼らは2-0でリードし、勢いがついただろう。そういう展開になれば、負けている方は落ち込む。

自信と方向性を失った
大きなミスを犯すとは思っていなかった。小さなミスではなく、大きなミスを3度も犯し、罰を受けた。自信を失えば、ゲームプランも乱れる。強い気持ちを持って試合に臨んだのに、2-0になってしまった。1点を返して、「よし、後半から盛り返そう」という気持ちになっても、またミスを犯して失点してしまう。その状況でハーフタイムを迎えれれば、選手たちの気持ちは下がったままで、ブライトンは勢いに乗っていた。後半に1点を決められれば展開は変わっていたかもしれない。しかし、点を決めるのが遅過ぎた。次のボールを得るチャンスすらなかった。たとえばレスター戦では、相手のコーナーで試合が終わった。シュマイケルには自陣から我々のボックスまで走ってくる15秒も与えられ、主審はレスターの攻撃を待った。今日の状況はコーナーキックではなかったが、開幕戦と似ていた。我々には最後の攻撃のチャンスがあったが、ボールを蹴った瞬間に(主審のケヴィン・フレンドが)試合を止めた。ただ、勝利はブライトンのものだ。クリス(ヒュートン)と彼らを祝福したい。彼らに相応しい勝利だ。