ジョゼ・モウリーニョ監督

監督がセビージャ戦を総括

水曜日 21 2月 2018 23:22

ジョゼ・モウリーニョ監督は、セビージャとのUEFAチャンピオンズリーグ ベスト16 第1戦をスコアレスドローとした試合後、第2戦はすべてをかけて戦う試合と語った。

マンチェスター・ユナイテッドは、ダビド・デ・ヘアのファインセーブにも助けられ、無失点で試合を終えられた。

第2戦は3月13日(火)にオールド・トラッフォードで行なわれる。

試合後、監督は会見、BT Sport とのインタビューで試合を振り返った。

試合結果、パフォーマンスについて
唯一チームが安心できた瞬間は、前半終盤、チームがポゼッションに関するミスを犯して相手に良い状況を作れらながら、ダビドの素晴らしいセーブに救われた場面だ。あの場面が、この素晴らしいスタジアムに通常のフィーリングを与えた。それ以外に安心できた場面は一度もなかった。試合はイーブンだった。スタッツはスタッツ。15本シュートを打って、13本はスタッツに残るだけのシュート数の時もある。スタッツが試合を物語っていると思う。良い結果かどうかを聞かれれば、良くも悪くもないと答える。これは2試合で勝敗を決めるもので、オールド・トラッフォードでの試合が残っている。オールド・トラッフォードは、チャンピオンズリーグのノックアウトステージを待ち望んでいる。昨季はヨーロッパリーグのノックアウトステージを経験したが、チャンピオンズリーグとはわけが違う。それまではグループステージで脱落していたと思うので、オールド・トラッフォードでのチャンピオンズリーグ・ノックアウトステージは、大きな試合になる。

エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアンで試合を見る監督

オールド・トラッフォードが待った欧州戦
第2戦でもし点が入った状態で引き分ければ負ける。勝てば通過する。難しい試合だ。オールド・トラッフォードは、欧州のビッグマッチを楽しみにしているはずだ。昨年は準々決勝、準決勝を経験したが、ヨーロッパリーグは異なる。

ポグバが与えた安定感
ポールは、私がチームに要求したことをこなそうとしていた。先発にはアンデルとスコットを起用した。バネガは素晴らしい選手だが、今日はスペースを見出せず、世界が称賛するバネガではなかった。それでポールがアンデルに代わってピッチに入り、アンデルの役割に加えて、ボールを保持できる力を与えてくれた。何度かポゼッションを奪われたが、チームに安定感を与えてくれた。自分たちのやり方でポゼッションを高い確率でキープできた。セビージャのような優れたチームと、アウェイで高い確率でのポゼッションを維持できたということは、試合をコントロールできていたということ。ポールは、その責任を担ったと思う。そしてマティッチにも満足している。3人のMFは試合をコントロールしていた。ポールは、その内の1人だ。

マクトミネイを称賛
会見ではポールについて聞かれたが、本来ならスコットについて聞かれるべきだ。彼はファンタスティックだった。すべてを上手くこなしていた。セビージャのプレーメーカーであるエベル・バネガにプレスをかけ、プレーさせなかった。今日はMFが試合開始から機能していた。そこにポールが加わってからも、彼はポジティブなパフォーマンスを見せてくれた。非常に成熟し、戦術センスにも長け、責任を持ち、ポゼッションとプレッシン���でも素晴らしかった。スコット・マクトミネイは、チャンピオンズリーグで相当な経験を持った選手に見えた。実際は今日が2試合目だったがね。

デ・ヘアはデ・ヘア
無失点に抑えられたのは、チームの努力、それからダビド(デ・ヘア)のおかげだ。しかし、(セルヒオ)ロメロが出場した試合でもクリーンシートを記録している。ミスを犯しても、チームは良い守備ができている。ミスを犯せば、そこにダビドがいてくれる。それこそ、彼がダビド・デ・ヘアである所以だ。