ジョゼ・モウリーニョ監督

セインツ戦を総括

土曜日 30 12月 2017 20:28

ジョゼ・モウリーニョ監督は、オールド・トラッフォードで行なわれたサウサンプトン戦後、MUTV、BT Sportとのインタビュー、そして試合後の会見で0-0に終わった試合を振り返った。

監督は、前半ペナルティエリア内で吉田麻也の手にボールが当たった場面について、明らかにPKが与えられるべきだったと主張。また、ズラタン・イブラヒモヴィッチが1ヵ月欠場することを明かした。

PK
クレイグ・ポーソンは素晴らしい審判で、欧州でも将来が楽しみな存在だけに、今日の判定は残念だ。そして、そのシーンが今日の試合のキーポイントの1つだった。その他のポイントは、我々がイージーなゴールを決められなかった場面、ダビド・デ・ヘアがシェーン・ロングのシュートを阻止した場面。しかし、明らかにPKが与えられるべき場面だった。0-0という結果で終わった以上、明らかなPKが与えられなかったのは特に重大なポイントだ。私はタッチラインから見ていた。明らかにPKのように見えたが、たしかに50メートル離れた位置にいたので、近くにいた審判に利点があったのだろう。選手たちの反応は理解できる。フアン・マタがヒステリックに反応していた理由もわかる。ハーフタイムに映像で確認したが、レスター戦でマーカス・ラッシュフォードが絡んだプレーがPKだったように、マンチェスター・シティー戦でアンデル・エレーラが絡んだプレーがPKだったように、PKが与えられるべき場面だった。不運なことだ。シティー戦ではマイケル・オリヴァー、レスター戦ではジョン・モス、そして今日はクレイグだ。優秀な審判が素晴らしいパフォーマンスを見せたが、判定によって罰せられた。

ズラタン離脱
ズラタンは1ヵ月離脱する。(ロメル)ルカクについてはわからない。もちろん、これでストライカー、そしてターゲットマンを失うことになる。ベンチにはラッシュフォードとマルシャルという2人の攻撃的選手がいたが、すぐに1人を使わなければいけなかった。3人目の交代カードを切りたかったが、アタッキングプレーヤーがいなかったので、難しかった。
選手のパフォーマンス
選手たちの姿勢、気持ちについては満足している。何の文句もない。限界がありながらも、選手たちは全力を尽くしてくれた。大半の選手は、連戦の疲れもある中で非常に高い創造性を見せてくれた。ただ、チャンスを生かせず、クロスがゴール前に飛んだが決められなかった。タイミングさえ合っていれば決まっていた場面だ。