ブライトン 3-2 ユナイテッド
マンチェスター・ユナイテッドは、ブライトン&ホーヴ・アルビオンとのアウェイ戦の前半に3失点し、今季プレミアリーグで初の黒星を喫した。
25分にグレン・マレーのゴールで先制したブライトンは、その2分後シェーン・ダフィーが追加点をマーク。ユナイテッドはロメル・ルカクの今季初ゴールにより1点を返したものの、前半追加タイムにエリック・バイリーがボックス内でパスカル・グロスを倒してしまいブライトンにPKが与えられ、前半だけで3失点という展開に。
後半はポゼッションでこそユナイテッドが圧倒するも、前半ほどの熱量は見られなかった。ポール・ポグバが枠内に強烈なミドルシュートを放ったがGKマティ・ライアンに防がれてしまったが、ポグバは終了間際に獲得したPKを決めて2試合連続ゴール。しかし、アメックス・スタジアムで悔しい敗戦を喫した。
前半10分にはユナイテッドも先制のチャンスを生み出した。前に出たポグバがルカクにスルーパスを通したのだが、今季初先発のルカクのシュートは枠を外してしまう。
ホームのブライトンは、ユナイテッドのプレッシャーを受けながらもペースをつかみ始め、アントニー・クノッカールのシュート後、均衡を破った。ソリー・マーチがペナルティエリア内に入れたクロスにマレーが合わせてゴールネットを揺らした。
その2分後、コーナーキックをクリアーし損ねたユナイテッドのミスを見逃さなかったホームチームは、クノッカールからのボールをダフィーが決めてリードを2点に広げる。
その7分後、ユナイテッドはアシュリー・ヤングのコーナーキックを受けたルーク・ショーがクロスを選択。これをルカクが頭で押し込んで1点を返し、逆転への布石になるかと思われた。
しかし、バイリーがグロスをペナルティエリア内で倒してしまい、主審のケヴィン・フレンドからPKを与えられたブライトンが3点目を決め、2点差のまま前半を折り返した。
ジョゼ・モウリーニョ監督は、後半開始からマーカス・ラッシュフォードとジェシー・リンガードをピッチに送り、挽回を試みる。
ヤングのコーナーキックからポグバがヘディングシュートを見せるも失敗。左サイドではアントニー・マルシャルとショーが好連携を披露してゴール前にクロスを入れるも、フィニッシュする選手がいない。
60分を迎えるというタイミングで、監督はマルシャルを諦めてマルアン・フェライニを投入し、最後の反撃に出た。3枚目の交代カードを切った後もチャンスに繋がりそうなプレーこそ見せるも、ユナイテッドはブライトンの牙城を崩せない。
ラインナップ
ユナイテッド:デ・ヘア、ヤング、リンデロフ、バイリー、ショー、フレッジ、アンドレアス(46分にリンガードと交代)、ポグバ(キャプテン)、マタ(46分にラッシュフォードと交代)、ルカク、マルシャル(59分にフェライニと交代)
出場機会のなかったサブ:グラント、スモーリング、エレーラ、マクトミネイ
イエローカード:マルシャル(45分)
ブライトン:ライアン、モントーヤ、ダフィー、ダンク(キャプテン、19分にバログンと交代)、ボング、クノッカール、スティーブンズ、プロパー、マーチ、グロス(88分にカヤルと交代)、マレー(90分にロカディアと交代)
出場機会のなかったサブ:バトン、ベルナルド、ビスマ、アハンナハ
イエローカード:マレー(66分)
観衆:3万592人