ウェストハム 3-1 ユナイテッド
マンチェスター・ユナイテッドは、好調のウェストハム・ユナイテッドと対戦し、今季のプレミアリーグで3敗目を喫した。
開始5分にフェリペ・アンデルソンに先制点を決められ、アンドリー・ヤルモレンコのシュートがビクトル・リンデロフにディフレクトして前半終了までにリードを2点に広げられた。
後半に交代出場したマーカス・ラッシュフォードがバックヒールで1点を返したものの、すぐさまマルコ・アルナウトヴィッチに勝負を決める3点目をあげられ、3-1で敗れた。
先週末のウルヴズ戦で逃げ切れなかったユナイテッドは、4選手を変更。ジョゼ・モウリーニョ監督は、スコット・マクトミネイに今季初先発の機会を与えた。
今節では、アシュリー・ヤングが主将を務め、火曜日のダービー・カウンティ戦に続いてネマニャ・マティッチ、アントニー・マルシャルも2試合続けての起用になった。
序盤からリズムを掴んだのは、ホームのウェストハムだった・ファビアン・バルブエナにヘディングシュートを許すも、これは枠の外に流れる。
しかし、数分後にはアンデルソンがゴールネットを揺らした。パブロ・サバレタが右サイドを抜けて低いクロスをゴール前に供給すると、これをアンデルソンがフリックして決めて、ホームチームが試合を動かす。
その10分後、アルナウトヴィッチに決定機が訪れるも、ダビド・デ・ヘアが素早く対応して事なきを得る。
徐々に試合に入り始めたユナイテッドは、ロメル・ルカクがクロスに頭で合わせて力強いシュートを放ったが、ポストに嫌われてしまう。
だが、前半を良い形で終えたのはウェストハムの方だった。ヤルモレンコがインサイドにカットしてシュート。これがリンデロフに当たってコースが変わり、流石のデ・ヘアにもどうにもできず、2点を追う形で前半を終えた。
ウェストハムは、後半早々に3点目のチャンスを得���展開に。ヤングのコーナーキックを奪ってカウンター。最終的にアルナウトヴィッチにボールは渡ったが、シュートはクロスバーを越え、ユナイテッドは助かった。
ハーフタイムの時点で選手交代を行なわなかったモウリーニョ監督は、60分に差し掛かった頃にリンデロフに代えてラッシュフォードを投入し、勝利への道筋を見出そうとした。すると、ヤングのクロスにマルアン・フェライニが強烈なヘディングで呼応。ルーカス・ファビアンスキのファインセーブに阻まれたが、良い攻撃が見られ始める。
ユナイテッドがプレッシャーをかけ続けるも、ウェストハムはカウンターアタックから活路を見出そうとする。アンデルソンのスルーパスがあわやアルナウトヴィッチに通る場面も続いて見られ、油断できない展開が続いた。
試合情報
ウェストハム:ファビアンスキ、サバレタ、バルブエナ、ディオップ、マスアク、ライス、オビアング、ノーブル(キャプテン)、ヤルモレンコ(72分にスノドグラスと交代)、Fアンデルソン(90+3分にディアンガナと交代)、アルナウトヴィッチ(83分にアントニオと交代)
出場機会のなかったサブ:エイドリアン、オグボンナ、フレデリックス、ルーカス
ユナイテッド:デ・ヘア、ヤング(キャプテン)、スモーリング、リンデロフ(57分にラッシュフォードと交代)、ショー、フェライニ、マティッチ、マクトミネイ、ポグバ(70分にフレッジと交代)、マルシャル(71分にマタと交代)、ルカク
出場機会のなかったサブ:グラント、バイリー、ダルミアン、エレーラ
得点:ウェストハム - アンデルソン(5分)、リンデロフOG(43分)、アルナウトヴィッチ(74分);ユナイテッド - ラッシュフォード(71分)
イエローカード:ヤング
観衆:5万6938人
次戦
火曜の夜にオールド・トラッフォードでバレンシアとのUEFAチャンピオンズリーグ戦が行われる。