サー・アレックスの薫陶を受けたオーレ
マンチェスター・ユナイテッド暫定監督に就任したオーレ・グンナー・スールシャールは、すでに恩師サー・アレックス・ファーガソンにアドバイスを求めたことを明かした。
スールシャール監督は、1996年から2007年まで11年ユナイテッドに在籍し、366試合に出場して126ゴールを記録。12ものトロフィーを獲得した。
暫定監督として初戦となるカーディフ・シティー戦前の会見に出席したスールシャール監督は、指導者転身後もサー・アレックスが模範になっていると語った。
「サー・アレックスは、あらゆる面で影響を与えてくれた」と、オーレは金曜の朝にAonトレーニングコンプレックスで行われた会見で話した。
カーディフ戦に向けたプランについて言及
記事暫定監督にとっての初戦に向け、最新チーム情報を語った。
「彼は自分にとってのメンターでもある。少なくとも怪我をした2003年から、監督が様々な状況、特定の状況で見せる行動をメモに取った。もちろん、監督とはもう連絡を取った。アドバイスを求めるのに、彼以上の人物はいない」
オーレは、指導をする上で最も大切なことに、全選手の力を引き出すことを挙げた。そして、クラブの哲学である恐れずにプレーすることの例として、サー・アレックスにとって最後の試合となった2013年の一戦についても、こう述べた。
「ユナイテッドでプレーするなら、恐れず、勇気を持ってプレーしないといけない。ピッチに出て、自分のスキルを表現しないといけない。私は最高の監督に恵まれた。(サー・アレックスからは)、ピッチに出て自分を表現しろ、リスクを冒せと言われたものだ」
「監督が最後に指揮を執ったウェスト・ブロムウィッチとの試合は、5-5のドローだった。5失点も記録したくはないだろうが、サー・アレックスにとっての最後の試合としては、ほぼ完璧な結果だった。彼のフットボールのやり方では、ほぼ完璧だった。私は選手たちに、フットボールが大好きな子供のようにやってもらいたい。世界ベストのファンの前で、フットボールをプレーしてもらいたい」
木曜に収録された独占インタビューでも、オーレはサー・アレックスを「最高の先生だった」、「いつだって人心掌握にかけてはベスト」と称えた。
スールシャールの第一声
記事マンチェスター・ユナイテッドの暫定監督に就任したオーレ・グンナー・スールシャールの就任後初インタビュー
暫定監督はスールシャール
記事暫定監督はオーレ・グンナー・スールシャール