click to go to homepage
オールド・トラッフォードでのゴールを喜ぶ選手たち

今季の命運は9戦に

Share With

国際マッチやワールドカップはいったん忘れよう。ここからの2ヶ月は、マンチェスター・ユナイテッドがいかに2017-18シーズンを終えるかの瀬戸際だ。

国際マッチデーからは産物もあった。ジェシー・リンガードはイングランド代表で初ゴールを決め、スコット・マックトミネイはスコットランド代表デビューを飾り、ロメル・ルカクもベルギー代表で得点力を見せつけた。しかしその他多くのレッズのメンバーたちにとっては、このテストマッチの期間はメインイベントが中断された形になった。

近年、国内のコンペティションの重要度はますます増している。今年の夏はW杯ロシア大会がビッグイベントとなることは疑いようがないが、いまの段階でそちらに意識を向けるのは早い。マンチェスターに戻ってやるべきことはまだたくさんある。そこには大きなものがかかっているのだ。

ピッチ上の選手達からダグアウトのコーチ陣、スタンドのファン、世界中のサポーターたちに至るまで、ここからの8週間は、昨年の6月14日にフィクスチャーが発表されて以来、着実に積み重ねてきたものの集大成となる。全員が自分たちの時間や意識をそこに注ぎ込んできたのだ。

全24話の連続ドラマにたとえてもいい。序盤は楽観的で、途中紆余曲折があり、その後はじっくり考えながら終盤へと突入していく。いま残されているのはほん少しの機会だけ。そこにいかに仲間に誇れる結果を残せるかがかかっているのだ。

これはマラソンであって、短距離走ではない。

ジョゼ・モウリーニョとマンチェスター・ユナイテッドにとってのミッションは明確だ。プレミアリーグで2位に終わること、そしてFAカップに優勝すること。そうなれば今季も前進したと実感することができる。

マンチェスター・シティーの背後で2番手に終わることが前進と呼べるのかと思う人もいるだろう。たしかに2番手に終わることを成功ととらえるわけにはいかない。このクラブは常に高いところを目指し、勝利を手にするために存在しているの。それが変わることはない。

しかし長期的な目で見れば、チーム再編の時期には不安定な時期を通過することは避けられず、ふたたびオールド・トラッフォードに成功をもたらしてくれるであろう指揮官のプランを信頼して進むしかない。

16-17シーズン、我々は勝ち点69で6位に終わった。8試合を残して2位につける今現在よりも4ポイント多いだけだ。この調子でいけば80点は十分見込める。そしてこの数字であれば通常のシーズンならチャンピオンになってもおかしくない。

いちフットボールファンとして個人的な意見を言わせてもらえば、あと2人か3人、あるいは4人、ワールドクラスの選手をこの夏補強することができれば、2018-19シーズンはさらなる進化が望めると確信する。

そのためには、今季をできる限り良い形で終えることが非常に重要だ。まずは今週土曜に再開するプレミアリーグで、オールド・トラッフォードにスウォンジー・シティーを迎える一戦から。この試合に勝利すれば2位の座をより確固にし、ライバルのリヴァプールとトッテナム・スパーを3、4位争いに退けることができる。

さらにこの試合は、翌週、エティハド・スタジアムで挑むマンチェスター・ダービーの前哨戦にもなる。もしここでシティーが勝てば、彼らの優勝は確定する。それを想像するだけで背筋に悪寒が走るが、来季に向けて自分たちのプライドをしっかりと明確にする素晴らしい機会ではある。

ともあれ、まずは今週、プレミアリーグが再開し、シーズンのラストスパートが始まることを喜びたい。

いまは一丸となって、この最後の数試合を堪能する時だ。そして何より、17-18シーズンを力強く終えることができるよう、選手たちをサポートしようじゃないか。

この記事は、著者個人の意見を述べたものであり、マンチェスター・ユナイテッドFCの見解を反映したものではありません。

関連キーワード