ロシアW杯ベスト5モーメント!
ワールドカップ・ロシア大会は、ベルギー、クロアチア、イングランド、フランスが準決勝に勝ち上がり、世界一の座を争う。そして、マンチェスター・ユナイテッドからも7選手が勝ち残っている。
火曜日と水曜日に行われる準決勝2試合を前に、今大会でユナイテッドの5選手が絡んだ印象に残るシーンを振り返りたい…
5:ラッシュフォードの鋼鉄の心臓
若きマーカスの勇気あるプレーから振り返ろう。PK戦までもつれたコロンビアとのラウンド16で、シニアのチームメートが多数いながら2人目のキッカーを務めた。ユナイテッドアカデミーを卒業したラッシュフォードは、延長戦で交代出場。PK戦では力強いシュートをダビド・オスピナが守るゴールに突き刺した。
— Marcus Rashford (@MarcusRashford) July 3, 2018
4:フェライニがチームを救った日
日本を相手に2-0で劣勢の展開で、このままいけば敗退という場面で、ロベルト・マルティネス監督はマルアン投入を決断。違いを生み出せるフェライニを65分にピッチに送った。交代直後、トッテナムのヤン・フェルトンゲンが1点を返すと、フェライニがエリア内に静かに侵入し、ヘディングによる同点弾を炸裂。そして終了直前には、ロメル・ルカクがダミーとなり、ナセル・シャドリが決勝点を決めた。
Quarterfinals 😊😊😊😊😊 #redtogether @BelRedDevils #worldcup2018 Let's do this !!! pic.twitter.com/29OA62PITT
— Marouane Fellaini (@Fellaini) July 2, 2018
3:ロホがアルゼンチンを救助
アルゼンチンがグループステージ敗退の危機を迎えた中、ナイジェリア戦は終盤までに1-1という状況に。勝たなければ敗退が決まる中、86分、ガブリエル・メルカドのクロスにマルコスがダイレクトボレーで合わせてゴールネットを揺らし、ラウンド16に進出。リオネル・メッシは、ゴールを決めたロホの背中に抱き着き喜びを表現した。ロホは母国が屈辱を受ける危機から救ったものの、アルゼンチンは次のラウンドで敗れた。
2:リンガードのスクリーマー
ジェシーのゴールは、間違いなく今大会ベストゴール候補に含まれるだろう。パナマ戦での得点シーンは、それほど見事だった。ラヒーム・スターリンとのワンツーから抜け出したリンガードは、遠目からトップコーナーにシュートを突き刺した。昨季一時期ゴールラッシュを見せたジェシーにとっては、典型的なパフォーマンスだったと言える。ユナイテッドにとっても、これだけの大舞台でクラブの選手がゴールを決める姿を見られるのはうれしい。特にチュニジア戦では決定機を生かせなかっただけに、喜びも一入だ。
What a goal, @JesseLingard! 🙌#threelions pic.twitter.com/QRH7rH3LSV
— England (@England) June 24, 2018
1:ルカクがブラジルを破壊
今大会ここまで4ゴールのロメルは、優勝候補ブラジル戦で得点以外のシーンで違いを生んだ。試合序盤から良いプレーを続けていたルカクは、中盤から一人でボールを持って独走。数人のマーカーを振り切ると、ケヴィン・デ・ブライネにパスを供給し、同選手がミドルシュートを決めた。前半終了までに2-0にリードを広げたベルギーに対し、ブラジルは挽回できずに敗退。世界が注目した試合の中心に、ルカクがいた。
That finish from @DeBruyneKev 👌
— FIFA World Cup 🏆 (@FIFAWorldCup) July 6, 2018
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残り試合でさらに素晴らしい瞬間は訪れるか?
ベルギー対フランスは、日本時間11日(水)3:00に行われる。ポール・ポグバ、マルアン・フェライニ、ロメル・ルカクが準備を整えている。
イングランドは現地水曜にクロアチアと対戦。フィル・ジョーンズ、アシュリー・ヤング、ジェシー・リンガード、マーカス・ラッシュフォードがスリーライオンズの一員として出場するかもしれない。ユナイテッドの全選手の幸運を祈る。