パク・チソンがユナイテッドに戻った理由
元マンチェスター・ユナイテッドのパク・チソンは、現在クラブでフットボールピッチ外の運営方法を学んでいる。
オールド・トラッフォードで7年プレーしたパクも、37歳になった。ピッチ外でのフットボール界について学んでいる最中の彼は、先日からAonトレーニングコンプレックスに顔を出している。
2014年に現役を引退後、レスターにあるデ・モントフォート大学でスポーツ修士号の一環でマネージメント、法律、人文科学を学んだ。そして現在、学びの場をマンチェスター・ユナイテッドに広げて、選手育成について勉強している。
火曜日に行なわれたユヴェントスとのUEFAチャンピオンズリーグ戦をオールド・トラッフォードで観戦したパクは、クイントン・フォーチュン、パトリス・エヴラ、オーレ・グンナー・スールシャールと再会した。
試合前、ジーはMUTVに現在の状況を語っている。
「マンチェスター・ユナイテッドに戻って来れて嬉しい。今は若い選手やコーチングスタッフの育成方法、スカウティングシステムなど、クラブの技術的な側面を見させてもらっている。クラブの仕事を見たいし、良い時間を過ごせているよ」
「選手育成方法と、女���フットボールを学びながら、楽しませてもらっている」
「僕たちは、常に勝者のメンタリティを得てきた。それがクラブの歴史なんだ。選手にも、チームにも、ユースにも、女子チームにも備わっていないといけないもの。クラブ全体が、同じ目標を達成するために、共通の意識を持っているのはすごいこと」
2005年にユナイテッドに加わったジーは、クラブで200試合以上に出場し、プレミアリーグ優勝4回、2008年のチャンピオンズリーグ優勝にも貢献。韓国代表でも100試合以上に出場した。
マンチェスター・ユナイテッドは素晴らしいクラブ。僕が在籍した当時と何も変わらない。このクラブは、家族のような存在。
ユナイテッドを退団後、短期ながらQPRに在籍し、2014年に現役を引退した。元韓国代表キャプテンも務めたジーは、大学で学んだことを生かす場を求めた時、迷わずユナイテッドを選択した。
「クラブのドアは、以前所属した選手に常に開かれている。本当に嬉しいことだよね。クラブに頼みごとをすると、僕たちの希望を叶えるために力を貸してくれる」
「このクラブは素晴らしい。現役時代から変わらない。このクラブは、家族のような存在なんだ」