カゼミーロとラファエル・ヴァランヌは、レアル・マドリー時代のチームメートであるヴィニシウスJrが、日曜日に相手チームのファンから人種差別されたことを受け、応援メッセージを投稿した。
ラ・リーガのバレンシア戦で、22歳のヴィニシウスは、自分を罵倒していると思われる観客を探し出そうとした。
ヴィニシウスはその後、2組の選手間の口論に関与し、今シーズン初めて退場処分を受けたが、彼にとって困難で感情的な1日となってしまった。
ヴィニシウスは、今シーズン何度も人種差別の標的になっており、日曜日の一件に関しては、カルロ・アンチェロッティ監督、クラブ、その他フットボール界の多くの有力者も声を上げた。
バレンシアは、クラブとして「可能な限り最も厳しい措置」を取るとしており、ラ・リーガはこの事件を調査している。
カゼミーロはレアル・マドリー時代にヴィニシウスとプレーしており、彼らは誇りを持って国際舞台で共にブラジル代表として活躍し続けている。
これまでヴィニシウスと161試合を共に戦ってきたカゼミーロは、ソーシャルメディアに次の熱いメッセージを投稿し、友人をサポートしている。
「チームメートのヴィニシウス・ジュニオールに対する人種差別問題が繰り返されているのを見て、残念で、とても悲しい気持ちになりました」
「スポーツを超え、社会全体に影響を及ぼし、罰せられないこの問題を容認し続けることはできない」
ヴァランヌも月曜日の夕方に投���し、ヴィニシウスJr.への支持を表明した。
「選手は何度人種差別を受け、それが続くのだろうか? 言葉だけでは何もできない。発言よりも、人種差別に対する行動がすぐに必要なんだ。生涯入場禁止という脅しだけでは十分ではない。選手を守るために、そして試合を守るために、もっと努力しなければならない」