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カゼミーロ出場停止に対するクラブの決断

マンチェスター・ユナイテッドは、サウサンプトンと0-0の引き分けとなった一戦で起こった、カゼミーロのレッドカードに対して異議を申し立てないことを決めた。

カゼミーロは、前半にカルロス・アルカラスへのチャレンジでアンソニー・テイラー主審から最初に警告を受けた後、VARでの確認により退場処分を受けた。

カゼミーロは、ホームで勝利したクリスタル・パレス戦でも退場処分を受けており、この時も複数選手による小競り合いに関してVARが使用されたため、今回の処分は4試合の出場停止となった。

カゼミーロは、今週日曜日に行われるフルハムとのエミレーツFAカップ準々決勝、来月行われるプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッド戦、ブレントフォード戦、エヴァートン戦を欠場する。

木曜日に行われるレアル・ベティスとのヨーロッパリーグ・ラウンド16 第2戦には出場できる。

「誰も傷つけるつもりはない」video

エリック・テン・ハフ監督は、カゼミーロへの厳しい判定、また、VARが試合に介入する方法が一貫していないことに不満を抱いていることを明らかにしている。

セインツとの日曜日の試合後、「一貫性がない」と監督はコメント。「審判は、プレミアリーグだからインテンシティを求めるというポリシーを持ってシーズン開幕に臨んだ。カゼミーロは、ヨーロッパの試合では500試合以上レッドカードをもらうことはなかったが、すでに2回ももらっている。彼はタフなプレーをするが、フェアだ」

「クリスタル・パレス戦と同じで、非常に議論の余地がある。(日曜日のチャレンジは)停止した状態で見れば、悪いものに見える。フットボールに詳しい人なら、何が悪くて何がフェアなのか、誰でも知っている。ビッグリーグで500試合以上出場している彼は、一度も退場させられたことはない。彼は失望している」

以前、パネンカ誌で行われたインタビューで、31歳のカゼミーロは、そのフィジカルなプレースタイルにもかかわらず、自分のタックルで誰かを傷つけようとは決して思わないと説明した。

「レフェリーも、ファンも、悪意がないことがわかるかどうかが重要だと思う」とカゼミーロは説明する。

「僕はいつもボールを奪おうとする。それが僕という人間だし、その激しさが好きだから、いつも力強くプレーする。しかし、悪意はない。選手を傷つけようとスタッドを向けたことはないし、逆に、誰かが選手を傷つけようとしたら、それはフットボールではないので僕は怒る」

「フットボールではファウルをすることもあるし、ファウルはゲームの一部。しかし、決して悪意があるわけではないし、それは母から教わった僕の価値観から来るものだと思う。そして、僕には決して選手を傷つけるつもりはない。選手を侮辱するようなことは絶対にしない。決して間違った行為はしない」

「もちろん、フィールドにいれば、選手を挑発することもある。でも、それは当たり前のこと。しかし、母が僕に教えてくれた価値観は、決して人を傷つけてはいけないということ」

「僕はこれからもファウルをし、カードをもらう。それがフットボール。でも、母からは誰も傷つけてはいけないと教わった」

このインタビューは、パネンカで全文を読むことができます。

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