この夏のメジャーな国際大会はEuro2020だけではない。
南米の10カ国が、大陸王者の座をかけて戦うコパ・アメリカも、他のイベント同様、COVID-19の影響で本来の2020年6、7月から延期となり、今年開催される。
ところが、ここ最近になってふたたび感染者が増加していることで、またもその影響を受けている。
ホスト国は?
105年の歴史を持つ今大会は、アルゼンチンとコロンビアの共同開催で行われる予定だったが、国内情勢が不安定なことを理由にコロンビアは撤退、アルゼンチンも、国内のパンデミックが最悪の状態にあることから、開催を断念することになった。代わってホストを務めることになったのは、2019年の開催国ブラジル。この大会ではブラジルは決勝戦でペルーを破って優勝した。試合はブラジリア、クイアバ、ゴイアニア、リオデジャネイロで行われる。
大会フォーマット
1990年代以降、この大会では伝統的にCONMEBOL以外の2カ国を招待し、トーナメント形式に好都合な12カ国が参戦する形で行われてきた。今回はオーストラリアとカタールの参戦が予定されていたが、両者とも辞退したため、今回は5カ国ずつの2グループに分かれて行うことになった。
各チームは1回ずつ対戦し、各グループの上位4チームが準々決勝に進出する。
グループA :アルゼンチン、ボリビア、チリ、パラグアイ、ウルグアイ
グループB:ブラジル、コロンビア、エクアドル、ペルー、ベネズエラ
参戦するレッズは?
この大会に参戦する各国の最終メンバーはまだ決まっていないが、MFフレッジは2022年ワールドカップ予選のエクアドル戦(6月4日)とパラグアイ戦(6月8日)に臨むブラジル代表の25人に選出された。
6月13日に開幕するコパ・アメリカでは、CONMEBOL(南米サッカー連盟)は各国の最終メンバーを23人から28人に増やすことを承認したため、我らが背番号17は、この大会9回の優勝を誇るブラジルのタイトル防衛に貢献することになるかもしれない。セレソンで4キャップを持つアレックス・テレスは、まだ消臭されていない。
エディンソン・カバーニは、パラグアイ、ベネズエラとの予選に臨むウルグアイ代表メンバーには含まれていない。この34歳の選手は、ラ・セレステの最後の試合で、エヴァートン所属のリチャーリソンへのタックルで退場処分を受けたため、2試合の出場停止処分が科されている。しかし本大会で復帰する可能性はある。
大会スケジュール
ブラジル対ベネズエラ(6月14日 )
アルゼンチン対ウルグアイ(6月17日)
ペルー対ブラジル(6月18日 )
ウルグアイ対チリ(6月20日 )
ボリビア対ウルグアイ(6月23日)
コロンビア対ブラジル(6月24日 )
ウルグアイ対パラグアイ(6月27日)
エクアドル対ブラジル(6月28日)
準々決勝(7月2日、3日)
準決勝(7月5日、6日)
決勝戦(7月10日)