マンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォードが、レッズが勝利したウルヴズ戦で先発しなかった理由について明かした。
ラッシュフォードはここ最近、クラブと代表の両方で好調を維持しているが、エリック・テン・ハフ監督は彼をウルヴズ戦の先発メンバーには選ばなかった。
試合前、エリックは「内部の規律問題」がその理由だと説明したが、後半戦からピッチに送り出されると、マーカスはその誤ちを償うかのように、モリニューでの1-0の勝利に結びつく決定的な一撃を放った。
試合終了のホイッスルが鳴った後、BT Sportの取材に応じたマーカスは、試合までの間に起こったことを明かした。
「ミーティングに少し遅れてしまった。寝坊してしまったんだ。そういうことは起こり得る」と、ラッシュフォードはBT Sportのリポーター、デス・ケリーに話した。
「それはチームのルールだし、起こりうるミスだ。もちろん、(最初から)プレーできなかったことは残念だったけれど、その決断は理解できる」。
「とにかく試合に勝ててよかった。これでしっかりけじめをつけて次に進むことができる」
ラッシュフォードの今シーズン11点目となるこのゴールで、ユナイテッドはウルヴズとの激戦を勝ち抜いて勝ち点3を手にすることができた。
ラッシュフォードは、ワールドカップ後の全3試合でゴールを決めている。そしてそのすべてが、チームを勝利に導いている。
最近の快打について、MUTVのリアム・ブラッドフォードに感想を聞かれたマーカスは、「フォワードにとってはいい気分だ」と答えた。
「ここは、なかなか自分たちのサッカーをさせてもらうのが難しい場所だ。そして今日も、僕たちは必ずしもベストなサッカーができたわけではなかったけれど、それでも勝ち点3を手に入れることができた」。
「僕たちのように成長過程にあるチーム、最高のチームになるために努力しているチームにとっては、ああいった形で試合に勝っていく必要がある、それが実現できたことが本当にうれしいよ」。
このシュートは、ラッシュフォードにとって、2016年2月にプレミアリーグにデビューして以来、ゴールに絡んだ100点め(65ゴール、35アシスト)でもあった。
この節目のゴールについて感想を聞かれたマーカスは、ビルドアップにおけるチームメイトの貢献についてを称賛した。
「フィニッシュはいつだって最高の瞬間だ。ボールがネットを突き刺した瞬間は、最高の気分だよ。��のゴールは、そこに至るまでの全体的なビルドアップがよかった」。
「相手はなかなか崩すのが難しいチームで、あの時も後ろは5バックだったと思う。だからあまりスペースはなかったけれど、チームみんなで何とかギャップを見つけて、得点に結びつけることができたんだ」。