マンチェスター・ユナイテッドは、水曜日にシティ・グラウンドでノッティンガム・フォレストとカラバオカップ準決勝 第1戦で対決する。
日曜日にアーセナルに3-2で惜敗したため、次戦に勝って再びいい流れに乗りたい。そこで、フォレストとの対決の前に知っておきたいいくつかのポイントを紹介しよう。
VARや延長戦、シティ・グラウンドでのユナイテッドの歴史などを振り返る。
準決勝の変更点は？
今シーズンのカラバオカップでは、準決勝からVARが適用される。これまでのラウンドでは適用されていなかった。
このルールは、VARがプレミアリーグのスタジアムにしか設置されていないためで、2019-20シーズンから実施されている。今大会の早期ラウンドの全試合で、このルールが一貫して適用されてきた。
VARシステムは準決勝の両試合で実施され、決勝戦でも使用される予定だ。
VARと同様に、カラバオカップでも延長戦が省略されていたが、ベスト4からは適用される。
これまでは、レギュレーション終了時に同点だった場合、そのままPK戦に突入していたが、準決勝の第2戦終了時、または決勝戦の90分終了を同点で迎えた場合、30分の延長戦を行い勝敗を決定する。それでも決着がつかない場合は、PK戦が行われる。
アウェイゴールはカウントされる？
カラバオカップ準決勝の2試合を終えてチームが同点の場合、アウェイゴールによるタイブレーカーは使用されない。歴史的にチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグなど欧州大会のノックアウト・ステージでは、延長を含めて180分でも決着がつかない場合、アウェイゴールが多いチームが勝ち上がっていた。
ユナイテッドと���ォレストが2試合を終えて合計スコアが同点だった場合、延長戦、そして場合によってはPK戦が必要となる。
カラバオカップでのアウェイゲーム
シティ・グラウンドへの遠征は、今シーズンのカラバオカップで初の敵地開催になる。
ユナイテッドは今季の今大会で3試合を戦い、シアター・オブ・ドリームスでアストン・ヴィラ、バーンリー、チャールトン・アスレティックをそれぞれ破って勝ち進んだ。
もちろん準決勝は2試合制なので、ホームでスティーブ・クーパーのチームと対戦する機会もある。
前回アウェイでフォレストと対戦した時期
ユナイテッドが最後にシティ・グラウンドでアウェイ戦を行ったのは1999年であり、見事な一戦だった。
ドワイト・ヨークとアンディ・コールがそれぞれゴールを決め、オーレ・グンナー・スールシャールが4得点を挙げ、ホームチームを8-1で撃破。3冠達成に向けて前進した。
もう一つの準決勝は？
サウサンプトン対ニューカッスルも注目の一戦だ。第1戦は火曜日にセント・メリーズ・スタジアムで行われ、7日後には北東部でリターンマッチが行われる。
ニューカッスルはエディ・ハウ監督のもとで復活を遂げ、プレミアリーグ順位表ではユナイテッドと勝ち点で並び、得失点差で上回っている。