VARチェック中も冷静だったオナナ
GKのアンドレ・オナナは、1-0で勝利したウルヴズとの開幕節試合終了間際にサーシャ・カライジッチと衝突した後、プレミアリーグの審判を全面的に信頼していたと語った。
1点のリードで迎えた試合最終盤、ユナイテッドは何度もアンドレの守備に助けられた。
しかし、オナナと交代出場のカラジッチがペナルティーエリア内で衝突した後、ウルヴズのガリー・オニール監督が猛抗議し、試合がどちらに転ぶか最後までわからなかった。
当初はVARで同シーンを確認するとなったため、主審のサイモン・フーパーはオンフィールドモニターを確認する必要はないと伝えられ、タッチラインに向かい、抗議したオニール監督に対してイエローカードを出した。
試合後MUTVのスチュワート・ガードナーから緊迫した待ち時間について質問されたオナナは「心配はしていなかった」と答えた。
「最後は自分の判断。自分で判断することだし、正しいと思う選択を取る資格もある」
「そうなる場合もあれば、そうならない場合もある。僕はミスから学ぶ。審判を信頼している。審判の仕事は簡単ではない。特に今はVARもあるからね」
「だから冷静だった。(PKではないことは)わかっていた。接触しただけ。だから落ち着いていたし、僕としてはこの勝利にとても満足している」
アンドレはシアター・オブ・ドリームスでの後半にファビオ・シウヴァを2度阻み、マテウス・クーニャにも同点ゴールを許さず、デビュー戦で何度もクオリティーの高さを見せつけた。
開幕戦での活躍により、アンドレはマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。
今季初の勝ち点3を得るために奮闘したアンドレは、90分間を通じて見せた強いメンタリティを強調した。
テン・ハフ「勝つ方法を見出せた」
記事エリック・テン・ハフ監督がウルヴズとの開幕戦を振り返った。
「チームは試合終盤に気持ちの強さを見せた」
「僕たちは優れたクラブで、良い選手がいて、この舞台でのパフォーマンスにも慣れていることを示せた」
「簡単なことではないけれど、これからも気持ちの部分を見せていく。非常に優れた相手との試合だったから、満足している」
「勝てて嬉しいし、クリーンシートにも満足している」
今後はトッテナム、ノッティンガム・フォレスト、アーセナルと序盤から厳しい試練が続くが、オナナは勝ち点3でシーズンをスタートさせることがいかに完璧な形であったかを説明した。
「素晴らしい結果だし、まず僕らにとって重要な勝利だった。クリーンシートは僕らが望んでいるもの」
「でも、結局のところ、一番大事なのは勝利なんだ」