3月の月間最優秀選手はオナナ
3月に印象的なパフォーマンスを披露したアンドレ・オナナが、マンチェスター・ユナイテッドの月間最優秀選手賞を初めて受賞した。
エミレーツFAカップでリヴァプールに4-3で勝利した時の高揚感から、マンチェスター・シティーに3-1で敗れた時のような失望感まで、チームの成績は不安定だったが、オナナのパフォーマンスは安定していた。
上記2試合、2-0で勝利したプレミアリーグでのエヴァートン戦、1-1で引き分けたブレントフォード戦でも、オナナは素晴らしいセーブを見せた。
また、エティハド・スタジアムでマーカス・ラッシュフォードが叩き込んだ先制点の場面では、ブルーノ・フェルナンデスの "プレアシスト "をアシストし、得点シーンのお膳立てをした。ラッシュフォードの一撃はプレミアリーグの月間ベストゴール候補に挙がっている。
アンドレは、同じく月間賞候補に挙げられていたディオゴ・ダロトとアレハンドロ・ガルナチョを抑えて1位に輝いた。
印象的なスタッツ
オナナはこれまでのリーグ戦29試合で全試合に出場している。これは、2023-24プレミアリーグで7選手しか成し遂げていない数字だ。
FBRef.comによると、3月のアンドレは30本のシュートのうち23本をセーブした。
アンドレは今季トップリーグで通算107セーブを記録しており、これ以上のセーブを記録しているのはルートン・タウンのトーマス・カミンスキーとウェストハム・ユナイテッドのアルフォンス・アレオラのみである。
クリーンシート数はリーグ2位タイの8で、アーセナルのダビド・ラヤに3差をつけている。
2023-24シーズンのクラブ月間最優秀選手賞受賞者
オナナは今季クラブ月間最優秀選手賞を受賞した7人目の選手で、昨年8月と10月の月間最優秀選手候補にも選ばれていた。
開幕から3ヶ月の受賞者全員ミッドフィルダーで、ブルーノ・フェルナンデス、カゼミーロ、スコット・マクトミネイがそれぞれ8月、9月、10月に受賞した。
アレハンドロ・ガルナチョは11月と12月に連続して受賞。コビー・メイヌー(1月)、ラスムス・ホイルンド(2月)に続いてオナナが受賞したことにより、3ヶ月続けてクラブ月間賞初受賞の選手が誕生した。