エランガ「夢が叶った」
チャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリー戦で貴重な同点ゴールを決めて1-1のドローに貢献したマンチェスター・ユナイテッドのFWアンソニー・エランガが、試合を振り返った。
19歳のエランガは、ラウンド16の第1戦に後半戦の途中から出場すると、80分に同点ゴールを決めた。
ブルーノ・フェルナンデスからのスルーパスに反応したエランガは、GKヤン・オブラクをかわしてボールをゴールに収めた。
試合後BT Sportのインタビューに答えたエランガは、「あれは僕のファーストタッチだったと思う」とゴールシーンを振り返った。「チャンピオンズリーグで得点する、こんな瞬間を夢見てきた。アトレティコ・マドリーのようなヨーロッパのトップチームが相手の、こんな大舞台で得点できたなんて、本当に夢が実現した」。
「でもまだ(対戦の)前半が終わったに過ぎない。後半は2週間後���オールド・トラッフォードで行われる。だからそのためにしっかり準備しなくちゃならない」。
レポート:アトレティコ 1-1 ユナイテッド
記事エランガの同点打で、レッズは価値あるドローに持ち込んだ
週末のリーズ戦でもエランガは途中出場から得点し、彼はこの4日間で2ゴールを決めている。
「チャンスを得たときはいつも、監督に恩返しをしたいと思っているし、自分のタンクに何も残さないよう、ピッチに立つたびに150%の力を出し切っている。そしてそれを楽しみたいと思っているんだ」とエランガは笑顔で語った。
「ピッチに立ったら自分のできることをするだけだ。僕はいつも、ピッチで最高の選手になりたい、と自分に言い聞かせている。監督には感謝しているし、さっきも言ったように、彼が僕を起用してくれるたびに、恩返しをしたいと思っているんだ」。
この試合では、レッズは序盤にジョアン・フェリックスのヘディングシュートで先制を許したが、エランガは、レッズは常に挽回できるチャンスを作れるとわかっていると語った。
「何が起こるかわからないから、ゲームに集中しなければならない。これはチャンピオンズリーグ。世界最高のクラブコンペティションだから、何が起こってもおかしくない」。
「90分フルに万全でいなければならない。前半は明らかにベストなサッカーができていなかったけれど、後半は選手交代もしたことで、少しずつギアをあげられたと思う」。
監督から与えられた指示については、「監督は、僕がいつもやっているように、ディフェンダーをびびらせて背後から走り、チャンスがあればそれをものにするようにと言った」と若きフォワードは話した。
「遠くから来てくれたファンのためにも良い結果を残したかったし、オールド・トラッフォードでの次の試合はもっと良いものにしたい」。