マルシャルの移籍先が決定
今夏マンチェスター・ユナイテッドを退団したアントニー・マルシャルが、ギリシャのAEKアテネと契約した。
マルシャルは5月、9シーズン在籍したユナイテッドからの退団を発表した。ユナイテッドでは317試合に出場し、90ゴールを記録。歴代得点ランキングではルー・マカリとデイヴィッド・ベッカムに次ぐ25位につけている。
28歳のマルシャルはFAカップ、EFLカップ、ヨーロッパリーグを制覇し、23ゴールを記録した2019-20シーズンには、クラブの選手が選ぶ年間最優秀選手にも選ばれた。
ユナイテッドを退団した際、マルシャルは「マンチェスター・ユナイテッドは常に僕の心の中にある」と綴った。
「このクラブは僕のキャリアに足跡を残し、皆さんの前でプレーする素晴らしい機会を与えてくれた。僕は新たなチャレンジのために退団しますが、いつまでも赤い悪魔であり続けるし、情熱を持ってクラブの結果を追い続けます」
昨年12月以降、負傷のため出場がなかったマルシャルは、開幕から4試合を終えてギリシャ・スーパーリーグ首位に立つ強豪に加わった。
AEKのチームには、元トッテナムのウインガー、エリック・ラメラや、かつてワトフォードに所属していたノルディン・アムラバト(ソフィアンの兄弟)、ロベルト・ペレイラなど、元プレミアリーグでプレーした選手も所属している。
マティアス・アルメイダ監督が率いるチームは2023年のチャンピオンで、昨シーズンは11月のヨーロッパリーグでユナイテッドが対戦するPAOKに次ぐ2位だった。
AEKはプレーオフの段階でアルメニアのアウトサイダー、FCノアに敗れ、カンファレンス・リーグから脱落したため、今季はマルシャルがヨーロッパでプレーすることはない。
アントニーがギリシャでの挑戦で成功を収めることを願っています。