良い形でのシーズン終了を想像するエリクセン

エリクセンは、シティー・グラウンドで行われたノッティンガム・フォレスト戦で1月以来のプレミアリーグでの先発出場を果たした。しかも、試合直前に先発メンバーに入ったばかりにもかかわらず、中盤で重要な役割を果たした。

マルセル・サビツァーがウォームアップで負傷したため、エリクセンに先発出場する機会が回ってきたのだ。

エリクセンは、ブルーノ・フェルナンデス、カゼミーロとともに中盤を支配し、2ヶ月も欠場した怪我の影響を感じさせないプレーを披露した。

このトリオは、イースト・ミッドランドでのユナイテッドのチャンスメイクの中心だった。チームは見事な勝利を収め、勝ち点3を獲得。アストン・ヴィラに敗れたニューカッスル・ユナイテッドを抜いて、プレミアリーグ3位に浮上している。

MUTVのスチュワート・ガードナーとのインタビューで、チャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて、今後の結果がどの程度影響するのか尋ねられたエリクセンは「これから最後まで、どの試合もとても重要になる」と答えた。

「だから、もし僕らが今のように全力で事にあたれば、とても良いポジションにつけるし、シーズンが終わる前にチャンピオンズリーグ出場権も確実に獲得できるようになる」

エリクセンは、Sky Sportsのパネル（司会者のデイヴィッド・ジョーンズ、元チェルシーのジミー・フロイド・ハッセルバインク、元ユナイテッドのロイ・キーンら）とも話をしていた。

エリクセンは「まだ試合はたくさんあるけれど、できる限りすべてを狙っていきたい」と語った。

「リーグ戦は差がついてしまったかもしれないけれど、それ以外は木曜日のセビージャでのリベンジ、そしてそのあとはもちろん準決勝が控えている」

「僕たちは競い合いたい。できるだけ多くの試合に出たいし、決勝に勝ち上がるためには勝たなければならない」

エリクセンは、過密日程だったこの2ヶ月間を怪我で欠席せざるを得なかったが、その間チームメートが見せたパフォーマンスには感銘を受けている。

エリクセンは、まだシーズンが終わっていないとはいえ、目標を達成できるかどうかでポジティブな1年になると感じており、チーム内も前向きなエネルギーに溢れていると言う。

「みんなには感心している。（チームメート）はインテンシティ保ち、プレーのレベルを維持している。試合内容も、外から見ていても、すべてがいい感じ」

「シーズン序盤を振り返ると、僕はチームに加入して、開幕戦ではストライカーとしてプレーしたんだ」

「今は全く違う役割で、クラブ内もピッチ上も全く違う感じ。雰囲気も良い」

エリクセンはMUTVとのインタビューで、中盤でカゼミーロやブルーノ・フェルナンデスと一緒にプレーした感想や、今後7日間で行われるヨーロッパリーグとFAカップの重要な2試合に自信を持って臨むことができると話した。

「彼ら（ブルーノとカゼミーロ）は卓越した選手で、動き方やボールの出し方を知っているから、しばらく離れていてもすぐに上手くやれる。彼らは僕を助けてくれたし、全般的に、（チームも）とてもいい状態。だから、すぐに溶け込めるんだ」

「2試合ともエネルギーに満ち溢れ、自信に満ち溢れた状態で臨める。両大会を勝ち進むことができると思う。楽しい2試合になるね」