ブリントがアヤックスに復帰
デイリー・ブリントは、マンチェスター・ユナイテッドを巣立って、古巣のアヤックスに復帰する。
多様性に富んだ技巧派のデイリー・ブリントは、出身クラブのアヤックスと4年契約を結んだ。
オランダ代表のブリントは2014年、W杯ブラジル大会の後、少年時代からの憧れだったアムステルダムのこのクラブから、ユナイテッドに移籍した。
ブラジル大会のスペイン戦では、ブリントが放った左足からの華麗なクロスが、元レッズのロビン・ファン・ペルシのヘディングシュートを引き出した。
ルイ・ファン・ハールに率いられたオランダは準決勝に進出。ファン・ハールは大会後ユナイテッドの監督に招聘され、ブリントは彼が着任後最初に契約した新戦力だった。
ユナイテッドでプレーした4年間で、ブリントは141試合に出場、6得点をマーク。4つのトロフィーを獲得した。その最初のひとつが、2016年のエミレーツFAカップだった。ウェンブリー・スタジアムで行われた、クリスタル・パレスとの延長戦に及ぶ戦いに、ブリントはフル出場して勝利に貢献した(2-1)。
その年の8月には、FAコミュニティー・シールドでレスター・シティーに勝利を収めた。2017年2月にはサウサンプトンを破ってリーグカップに優勝。
「EL優勝は忘れない」
記事ブリントがヨーロッパリーグ決勝の1日を振り返った
アヤックスと対戦したUEFAヨーロッパリーグ決勝戦でも、僚友クリス・スモーリングとコンビを組んだブリントのセンターバックでの傑出した働きは、優勝に大きく寄与した。
17-18シーズンは17試合に出場。それを最後に、ブリントは故郷のアムステルダムへ舞い戻る。アヤックス復帰が発表された後、ブリントはTwitterに感謝のメッセージを投稿した。
「まずはじめに、マンチェスター・ユナイテッド・ファミリーの一員になれたことを、心から誇りに思っている。世界最大のクラブでプレーできたことは、自分にとって大きな意味を持つ。4年間で4つもトロフィーを獲得できたしね!」
「監督、コーチ、メディカルデパートメントのスタッフ、それから僕が加入した直後にクラブに馴染むのを助けてくれて皆に御礼を伝えたい。そして、もちろんチームメート、それから最後になるけれどファンの皆にも感謝している!」
「これまでも、そして今も愛情とサポートを届けてくれている皆に感謝している。これまでに経験した特別な瞬間、試合のことは絶対に忘れない。シアター・オブ・ドリームスが恋しくなるよ! でも、家に戻る時がやってきた」
First of all I want to say how proud I am to be a part of the Manchester United family. To play for the biggest club in the world with such a history meant a lot to me. I had 4 great years with 4 trophy’s! (1/3) pic.twitter.com/6mUkmN4DTP
— Daley Blind (@BlindDaley) 2018年7月17日
I want to thank everyone, the Managers, coaches, the medical department, everyone who helped me to settle in so quick at the beginning, of course my teammates and last but definitely not least the fans! (2/3) pic.twitter.com/URF7TzvE3x
— Daley Blind (@BlindDaley) 2018年7月17日
I want to thank you for all the love and support I received and still get. I will never forget some of the special games and moments, I will miss you ‘The Theatre of Dreams’! But now its time to go home. 🔴 #MUFC (3/3) pic.twitter.com/GScz9Z6teb
— Daley Blind (@BlindDaley) 2018年7月17日
すべてのクラブ関係者は、ブリントのこれからの活躍を祈ってやまない。