CL敗退を悔やむデ・ヘア
ダビド・デ・へアは、チャンピオンズリーグのベスト16でアトレティコ・マドリーに敗れた失望感を「言葉で表すのは難しい」と語った。
マンチェスター・ユナイテッドは、オールド・トラッフォードでの第2戦に1-0で敗れ、アトレティコが2試合合計2-1で準々決勝進出を決めた。
デ・へアは、同点弾を狙うべく後半の追加タイムのコーナーキックに加わったが、古巣相手に悔しさをにじませた。
試合終了後、MUTVとBT Sportのインタビューに応じたデ・ヘアは、次のように語った。「この結果には本当にがっかりしている」
「もちろん、今の気持ちを言葉で表すのは難しいけれど、両試合とも勝つために十分なことができなかった。ベストの状態ではなかった。僕たちにとっては非常に残念な一日」
「マドリードで引き分ることができたから、チャンピオンズリーグで負けるのは辛い。正直に言って今日は試合に勝つべきだった。それでも勝てなくて、今季も負けてしまった。今年も悪い年になってしまった。とても悔しい」
前半にレナン・ロディのヘディングシュートで先制したアトレティコは、そのアドバンテージを守りきってた。
デ・へアは「彼らはゴールを決めるとすぐに、チーム全員を(ヤン)オブラクの前に配置したんだ」と語った。「10人の選手を守備的に配置した。非常に守備的なチームで、彼らからゴールを奪うのは難しい。最後まで頑張ったけど、ゴールを決めるには十分ではなかった」
「彼らは多くの経験を積んだチームだ。チャンピオンズリーグの試合、タイトな試合をどう戦うか知っている」
「相手は点を決めてから守備を固めた。だから、チャンスを作るのはとても難しかったし、多くのチャンスを作ることができなかった。これがフットボールであり、チャンピオンズリーグ。最も重要な大会の1つから外れてしまったので、本当に、本当に悲しいよ」
アトレティコのゴールに至るまでの間に、アンソニー・エランガがファウルを受けたように見えたが、審判はプレー続行を許可した。デ・ヘアは、この判定についてほとんどコメントしなかった。「レフェリーについては何も言いたくない。その場面を見た人にしか言えない」
「あれが起こったことであり、変えることはできない。これもフットボール。アトレティコに勝つには十分ではなかったということ」
彼は、ユナイテッドが無冠で今シーズンを終えることについて「もう何年もトロフィーを争っていない。毎シーズン良い結果を残したいし、トロフィーを目指して戦いたいし、トップ4を目指してプレーしたい。チャンピオンズリーグでは準々決勝より上に勝ち上がりたい。つまり、全員のさらなる努力が必要ということ。このクラブは、今の地位では足りないくらい大きなものなんだ」
「もちろん、このクラブにとってベストな結果を望んでいる。僕自身、何年もここにいるし、このクラブを愛している。また難しいシーズンになる。僕は信じているけど、クラブがいつトップに返り咲くかはわからない。僕らは大きなものを求めて戦うんだ」