ユナイテッドの力を信じるベルバトフ
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、ディミタール・ベルバトフは、来季のチャンピオンズリーグ出場は可能だと信じている。だが、彼が現役時代に担った役割でもあるゴールに磨きをかけることが不可欠だと話している。
ラルフ・ラングニック暫定監督率いるチームは、先週末エヴァートンに1-0で敗れた。ここ3試合ではオールド・トラッフォードでのレスター・シティー戦でフレッジが決めた同点弾を最後に1点しか奪えていない。
ホームでのワトフォードとのゴールレスドローも加わり、ユナイテッドは7位に順位を落とした。4位トッテナム・ホットスパーに3-2で勝利したものの、勝ち点差は6に開いている。
2010-11シーズンにマンチェスター・シティーのカルロス・テベスとゴールデンブーツを共有したベルバトフは、ユナイテッドのトップ4入りの可能性を否定するつもりはない。
ブルガリア出身は、ダニー・ウェバー、ウェズ・ブラウン、そしてThe Timesのジャーナリスト、ポール・ハーストと共に、スチュワート・ガードナーが司会を務める今週のThe Debateに登場し、ユナイテッドの現状を冷静に分析した。
「難しいシーズンだったのは確かだね」とディミタールは言う。
「エヴァートン戦の負けは痛い。確かにチャンスはまだあるけれど、スパーズがトップ4争いをリードしている」
「シーズン終了までは、過去と同様に、どうなるかわからないものだ。だから僕は、ユナイテッドが力を合わせてトップ4入りを果たしてくれることを願っている。僕はユナイテッドがチャンピオンズリーグに出場するのを見たいし、そのチャンスはまだあると思うんだ」
来月、レジェンド・オブ・ザ・ノース戦に出場するため、オールド・トラッフォードに戻ってくるベルバトフは、ユナイテッドの攻撃について聞かれ、こう答えた。
「こうしてみると、ちょっとオプションが足りないかな。クリスチアーノ・ロナウドはまだゴールを決められるし、彼がこれまでやってきたことには満足している」
「アンソニー・エランガは頭角を現しており、素晴らしい才能を持っている。マーカス・ラッシュフォードは地に足をつけて、以前のようなフォームを取り戻してもらいたい。彼はゴールを決め、ディフェンスを恐怖に陥れることができる」
「試合に勝つために十分な得点を奪えていないことには同意できる。ウェズ(・ブラウン)も僕を支持してくれるだろうけれど、1-0、1-0、1-0で勝ち点3を取れていたのをはっきりと覚えている。残念ながら、今はそうではない。今は苦しみ、勝ち点を取るべきところで失っている」