日曜、アンフィールドでの大一番に臨む
日曜に行われる敵地でのリヴァプール戦は、両クラブにとって大一番になる。
マンチェスター・ユナイテッドは現在プレミアリーグ首位に立ち、昨季の王者リヴァプールに勝ち点3差、水曜にブライトン&ホーヴ・アルビオンに1-0で勝利した3位のマンチェスター・シティーと4差としている。
今週末のプランを決定する前に、オーレ・グンナー・スールシャール監督、ユルゲン・クロップ監督は主力のコンディションに関する情報を待っている。
1-0で勝利したバーンリー戦では、アントニー・マルシャルとネマニャ・マティッチが終盤に打撲を負い、試合終了前にピッチを離れた。
ビクトル・リンデロフはバーンリー戦前に腰を痛めて欠場したものの、エリック・バイリーとハリー・マグワイアがクリーンシートに貢献。1年前にマージーサイダーで試合をした際、オーレはルーク・ショーをセンターバックとして使い、リンデロフとマグワイアと最終ラインを形成した。その一列前ではアーロン・ワン・ビサカとブランドン・ウィリアムズが両サイドを担当したが、試合には2-0で敗れた。
昨年はダニエル・ジェームズ、それから今シーズンはラツィオに期限付きで移籍しているアンドレアス・ペレイラを先発に抜擢。マーカス・ラッシュフォードは同試合をケガで欠場したが、今回は相性の良いリヴァプール戦に出場したがっているに違いない。昨季のマージーサイドでの一戦後、ブルーノ・フェルナンデスが加入して大活躍しており、昨年の夏にはエディソン・カバーニが加わり攻撃オプションに厚みが増した。
バーンリー戦でマン・オブ・ザ・マッチに選出されたポール・ポグバ、休養を与えられたフレッジ、終盤に起用されたスコット・マクトミネイも控えているため、中盤の競争は激しくなる。マティッチがプレーできる状態なら、彼も候補の一人だ。
オーレは、スピードに優れるジェームズを生かし、もしホームチームがラインを上げるならば、ディフェンスを崩そうと考えるかもしれない。メイソン・グリーンウッドに出場機会が与えられる可能性だってある。
リヴァプール情報
キャプテンのフィルジル・ファン・ダイクは、昨年10月のマージーサイドダービーで膝を負傷してから長期欠場中。ジョー・ゴメス��同様のケガを抱え、ジョエル・マティプも主力とは別メニューで調整しているところが確認されているため出場できるかわからない。
ファビーニョとジョーダン・ヘンダーソンがセンターバックを務めたこともあったが、ナサニエル・フィリップスとリース・ウィリアムズの方が適任だ。
アレックス・オックスレイド・チェンバレンとチアゴ・アルカンターラは出場可能で、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラーは出場濃厚。ディオゴ・ジョタは欠場中で、ナビー・ケイタがプレーできるかどうかも微妙な状態だ。