テン・ハフがエールディビジ優勝
水曜夜にヨハン・クライフアレーナで行われたアヤックス対ヘーレンフェーン戦は、アヤックスが5-0で快勝し、マンチェスター・ユナイテッドの次期監督エリック・テン・ハフが自身3度目となるエールディビジ優勝を飾った。
アヤックスは昨年に続き2年連続でのタイトル獲得。
前半、ニコラス・タグリアフィコとステフェン・ベルハイスが得点を上げたのに続き、セバスティアン・ハラーがPKを決めて、ハーフタイムの時点で3点リードを得たアヤックス。後半、ブライアン・ブロビーとエドソン・アルバレスが2点を追加し、勝利を決定づけた。
テン・ハフの一軍は、シーズン終了まで1試合を残してのタイトル確定。日曜に敵陣で行われるフィテッセ戦でシーズンを締め括る。フィテッセも6位が確定しているため、この試合の結果が順位に影響することはない。
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— AFC Ajax (@AFCAjax) May 11, 2022
圧倒的な優勝だった昨シーズンとは異なり、今シーズンは2位のPSVアイントホーフェンに僅差に迫られた。アヤックスが日曜のAZアルクマール戦に引き分けると、PSVは勝ち点差を縮めるチャンスを得たが、これが叶わなかったことで、アタックスが4点差を守り切った。
PSVはホームでのNEC戦に3-2で勝利したが、順位を覆すには及ばなかった。
テン・ハフは攻撃指向の指揮官だと評価されているが、今季のアヤックスは、リーグでここまで96得点、得失点差が79と、まさにそれを象徴したものとなった。
しかしそれに輪をかけて印象的だったのは、高いディフェンス力だ。33試合でわずか17失点は、リーグで次に失点数が少ないフェイエノールトより15も少ない。
この成功を糧にしたテン・ハフをオールド・トラッフォードに迎えるのが楽しみだ。おめでとう、エリック!