テン・ハフ「会場は問題ではない」
エリック・テン・ハフ監督は、アウェイでもオールド・トラッフォードと同じように大きな結果を残すことができると主張している。
エリックがマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任して以来、リヴァプール、アーセナル、そして最近ではトッテナムにホームで勝利した結果は記憶に新しい。
昨シーズンのプレミアリーグでユナイテッドより上位に位置した5チームのうち、テン・ハフのチームが敵地で試合を行ったのはマンチェスター・シティー戦のみで、残念ながら6-3のスコアで敗れた。
チェルシーは昨季の上位5チームの中で唯一、2022-23シーズンにまだ対戦していないクラブだ。しかし、この土曜日、スタンフォード・ブリッジで激突する。エリックは、重要な勝利をあげたホームと同じ質のパフォーマンスを再現できると確信している。
「アウェイだろうがホームだろうが、ピッチでは対等だ」とエリックは試合前の記者会見の冒頭で語った。
「11人対11人だし、審判もいるし、同じことだよ。それに、アウェイではいつもファンから多くのサポートを受けている」
「だから心強いし、明日の試合を楽しみにしている」
水曜日のトッテナム戦は、オールド・トラッフォードのホームサポーターたちから高く評価され、今季のチームの力を証明するような内容で勝利を得た。
シアター・オブ・ドリームスでの勝利はファンのおかだ。しかし監督は、応援に感謝しつつも、スタジアムを離れての挑戦も楽しんでいる。
「オールド・トラッフォードでプレーするのは素晴らしいことだ。だから、毎回、素晴らしい経験をしている。対戦相手はオールド・トラッフォードでの試合を嫌がると思う」
「それと同時に、プレミアリーグのスタジアムは素晴らしいので、アウェイで試合をするのも好きだ」
「だから、スタンフォード・ブリッジは本当に楽しみだ。あの会場で指揮した経験があるので、雰囲気がどんなものか知っている。素晴らしい会場だ」
ロンドン遠征では、グラハム・ポッターと再び対峙することになる。
ポッターはチェルシーのヘッドコーチに就任する前、オールド・トラッフォードでの開幕戦で敗れたブライトンの監督だった。
「違う試合、違うチー��だ」と答えたテン・ハフ監督は、最近対戦したばかりの相手を率いていた監督と対峙するのはどのようなものかと尋ねられた。
「相手の選手も異なるし、我々も前進している。もちろん、彼のことは以前より知っている。初めて対戦した時、彼の方が私のことをもっと知っていたかもしれない。開幕戦でマンチェスター・ユナイテッドに関する情報もあるわけで、それは有利にはたらくかもしれない。ただ、私はイギリスで、プレミアリーグでの経験を積んでいる。だから明日は良い戦いになるだろう」
「これは監督同士の戦いではなく、チーム同士の戦いだ。チェルシー(と)、マンチェスター・ユナイテッドの戦いだ」