エリック「我々は力を合わせて取り組まなければならない」

カラバオカップのディフェンディング・チャンピオンであるレッズは、昨シーズン準優勝のニューカッスル・ユナイテッドに競り負け、ホームで4日間のうちに2度目の敗戦を喫することとなった。
前半にミゲル・アルミロンとルイス・ホールが、後半にはジョー・ウィロックが得点をあげ、レッズはオールド・トラッフォードで再び3-0の敗北を喫した。
この残念な敗戦を受け、テン・ハフはメディアの取材に応じ、自らが求めるスタンダードを強調し、チーム内で団結することの必要性を説いた。
MUTV、BBC、スカイスポーツとのインタビューから、彼の回答の一部を以下に紹介する。

責任を負わなければならない

「十分ではない。それはわかっている。試合にはしっかり入れていたのに、2、3分でそれを手放してしまった。それが我々が求めるスタンダードに満たないものであることを、自分たちで理解している。その責任を負わなければならない」。

団結することがカギ

「自らの責任を認識し、戦い、勝利し、観客を魅了してこそ、自信を得ることができる。そうすれば結果がついてきて、そこからまた自信を得ることができる。自信は自分の手の中にあるもので、それは個人個人のものではあるが、当然ながらチームとして取り組まなければならない。団結しなければならないのだ」。

責任を持つこと

「団結しなければならないが、同時に規律を守り、実行しなければならない。そして一体感を持つこと。全員が責任を負い、説明責任を果たし、協力しなければならない。それがキーワードだ」。

個人を批判しない

「選手たちが自分の力を証明してくれることを望んでいるだろうが、我々はともに闘っている。一個人を取り上げるようなことはあってはならない。これは私たち全体のことだ。我々には良い時期もあった。今はとても悪い時期にあるが、皆が一緒にそれを体験している。ともに勝ち、そして今は、ともに負けている」。

トレーニングどおりにプレーすること

「トレーニングでは、いつもとてもいいプレーができている。しかし試合でそれを実践しなければならない。試合では、我々のレベルはスタンダードを下回っている。それを修正する必要がある」。

ファンへのメッセージ

「応援に感謝している。このような困難な状況でも、彼らは我々を支えてくれている。トップパフォーマンスを発揮できていない今、我々が彼らのそのサポートに値するとは言い難い。懸命に取り組んではいる。しかし、トップサッカーでは努力するだけでは十分ではない。それはわかっている。もっと良いプレーをして、スタンダードを上げなければならない」。

状況を好転できる

「結果が出なければ、（監督に）疑問符がつけられるのは理にかなったプロセスだと理解している。しかし自分にはそれができる自信がある。私はこれまで率いたすべてのクラブでそうしてきたし、昨年はここでもそれを実践してきた。今この瞬間、我々は悪い状況にある。その責任は私にある。これは試練だととらえている」。