ハリー

マグワイア初インタビュー

マンチェスター・ユナイテッドの選手となったハリー・マグワイアが、入団後初のインタビューに応じた。

Aonトレーニング・コンプレックスでマンディー・ヘンリーとのインタビューに答えたハリー・マグワイアは、クラブのために全力を尽くし、チームの成功のために尽力する覚悟を口にした。彼は可能であれば日曜のプレミアリーグ開幕戦、対チェルシー戦にも出場したいと意気込んでいる。

ここでは、彼の初インタビューをフルバージョンでお届けする。


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ハリー、去年の今頃は、君はレスターシティーのシャツを着て、オールド・トラッフォードでのマンチェスター・ユナイテッド戦に向けて準備をしていたはずだ。それがいまは、ここが君の居場所となった。どんな気持ちなのだろうか?
「信じられないよ。こんなビッグクラブに入団できて、本当に誇らしい気持ちだ。早くプレーしたくてうずうずしている。君の言うとおり、去年の開幕戦はオールド・トラッフォードだった。プレミアリーグでプレーするようになってから、ここでのユナイテッド戦は僕が待ち焦がれていたフィクスチャーだった。これまではここがアウェーだったのに、これからはホームになる。開幕が待ちきれないよ」

プレシーズンの調整状況は?
「かなり追い込んでやる方なんだ。レスターでは全セッション休まず参加したし、プレシーズンマッチも全試合でプレーした。だからフィットネスはばっちりだよ。僕が望む移籍が実現したとして、新しいクラブで開幕戦から問題なくプレーできるよう調整しておきたいという気持ちが常にあったからね。もちろん、メンバーを決めるのは監督だけれど」

今季だけでなくこの先も含めたスールシャール監督の構想についてはどのように感じている?
「今のチームは若い。だから将来に向けて僕らは大きな野望を抱いている。僕らに求められているのは、ふたたびトロフィーを勝ち取ることだ。監督もそれを望んでいる。彼は勝者のメンタリティーを持った人で、それは選手たちにとって助けになる。監督や彼のスタッフとなら、また過去の栄光を取り戻せるに違いない、と信じることができるし、それを選手たちもみんな楽しみにしている」

チーム再構築の中心メンバーになることに充実感があるのでは?
「もちろんさ。すでに入団した新メンバーたちを見てもわかるように、彼らもみな、昨シーズンよりも良いチームを作ろうという意欲に燃えている。きっと実現できるさ」


マンチェスター・ユナイテッドは家族的なクラブであることを自負しているけれど、そのことも君にとっては魅力だったのだろうか?また、入団初日からそんな一面を感じたりは?
「ここは本当に素晴らしいクラブだと思うよ!ユナイテッドは子供の頃からずっと見続けていて、敬意を抱いていたクラブだ。そしてウェンブリーとオールド・トラッフォードは、キッズなら誰しもいつか立ってみたいと願う二大スタジアムだ。そしてそこが今、自分のホームグラウンドになった。今日ここへ来てからも、みんながとっても歓迎してくれているのを感じたよ。早く選手たちにも会いたい。みんなとうまくやれることを願っている」

君は地元であるシェフィールド・ユナイテッドで11歳のときにフットボールを始めたんだったよね。ブレイモール・レーン(シェフィールド・ユナイテッドのホームグラウンド)ではボールボーイも務めていた。マンチェスター・ユナイテッドの選手としてあのスタジアムに帰るときはどんな気持ちになるだろうか?
「きっと最高な気分だろうね。彼らも本当にがんばってプレミアリーグ復帰を果たした。僕にとっても、ユナイテッドの選手としてブレイモール・レーンに戻ることは感慨深い。今年楽しみにしている試合のひとつだ。もちろん、真剣勝負には変わりないから、勝ち点3を賭けて全力で戦う。でも、僕にとって特別な試合にはなるのは間違いないよ」

2011年のFAユースカップ決勝戦はシェフィールド・ユナイテッド対マンチェスター・ユナイテッドの対戦だった。君も出場していたんだよね
「あれは貴重な経験だった。その後シェフィールド・ユナイテッドのファーストチームでプレーできるようになるきっかけにもなった試合だしね。あの時はブレイモール・レーンは満席だった。3万人が足を運んでくれた。それから生まれて始めてオールド・トラッフォードでプレーした。あれは生涯忘れることができない体験だよ。それがいまは、ここが自分の本拠地になっている。僕が願っていたことが実現したんだ」

初めてオールド・トラッフォードでプレーしたときの感想は?
「なんだか現実じゃないみたいだったな。雰囲気もスタジアムも独特で、特別な感情になったのを覚えているよ。だからまたあそこに立ってプレーしたい。そしてこのクラブの成功の歴史の一部になりたい」

ハル・シティーで指導を受けていたコーチのマイク・フェランともここで再会することになった。彼の存在は君のキャリアにとってどのような影響を与えている?また、当時彼からユナイテッドについて何か聞いたりしたことは?
「彼はいつも、彼がそれまで一緒にやってきたトッププレーヤーたちから得たプレーのコツのようなものを教えてくれた。彼はとても経験豊富だし、僕らはすごく良い関係にあった。マイクがハル・シティーの監督になったとき、彼は僕にチャンスを与えてくれて、それ以来、プレミアリーグで継続的にプレーするようになって、自分がこのリーグでプレーできる選手であることを証明することができたんだ。だからそのことについても、僕は彼にとても恩を感じている。ここでまた彼と一緒にやれるなんて、本当にうれしいよ。彼は素晴らしい指導者だからね。彼にはこれまで本当に助けてもらってきて、ずっとコンタクトも取り続けているんだ。だからまたここで一緒にやれる機会を得ることができて、本当に嬉しく思っている」

ハルではユナイテッドの名センターバックだったスティーブ・ブルースのもとでもプレーしていたんだったね
「そうなんだ。僕はこれまで本当に監督に恵まれているんだよ。とくに偉大なセンターバックの先輩のもとでやる機会が多かった。スティーブは僕にとって素晴らしい指揮官だった。それにハルというクラブにも、彼らが僕にしてくれたことについて、本当に感謝している。あのクラブでは良い経験を積むことができた。とくにユナイテッドOBのマイクとスティーブからは、多くのことを学ばせてもらったよ」

イングランド代表ではギャレス・サウスゲートの指導も受けているが、彼も元センターバックだ。そのような指導者を得たことは自分のポジションを理解する上で役立っている?
「それは絶対にあるね。さっきも言ったけれど、僕は本当に指導者に恵まれているんだ。そのポジションのトップとして長年活躍してきた偉大な先輩たちだ。彼らからは日々多くのことを学んでいる。彼らはどこをどう進歩させるべきか、といったことに的確なアドバイスをくれる。それは僕のパフォーマンスを向上させる上で、ものすごく役立っているよ」

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ここ数年で、自分は選手としてどのように成長したと感じている?
「プレミアリーグでプレーすることの経験値が上がったと感じている。前より自信をもってプレーできるようになったし、取り巻く状況にも慣れてきた。経験とうのは重要だなと感じているよ。若いうちはとにかくたくさんプレーして学ぶことが必要だ。僕はリーグ・ワン、それからチャンピオンシップを経てここまできたけれど、この経験は本当に貴重だったと感じている。とくに、それぞれの状況にどう対処するか、ということに関して、ここ数年、プレミアリーグを経験して向上したと感じている。そしてその状況に対して、より冷静に対応できるようになった」

自分の強みは?
「まず、絶対的にチームのために全力を尽くすこと。僕はチームプレーヤーだ。もちろんチームに何か僕なりのスパイスは加えたい。たとえばゲームを落ち着かせることとかね。でも一番重要なのは勝つことだ。そのことに貢献したいと願っているよ」

ワールドカップロシア大会は君のキャリアにとって大きなターニングポイントになったと思う。実際、あの大会での経験をどのように感じている?
「何より、ワールドカップ行きのメンバーに選ばれたことが、僕にとっては青天の霹靂だった。それからチームで勝ち進んでいけたことは、素晴らしい体験だった。ファンのサポートも本当に心強かった。たしかにあの大会を経験したことは転換期になった。あれを機に、僕はもっともっと高いレベルでプレーしたい、と強く望むようになった。だから僕にとって、忘れることのない貴重な体験だよ」

代表でプレーすることは、クラブチームでプレーすることにもプラスになる?
「もちろんさ。代表ではギャレスのもとでプレーしているけれど、代表チームに帯同するようになってから彼から受けた指導、ビデオでの分析や、プレーのコツといった部分は、自分のパフォーマンスにものすごく役立っていて、実際プレーも向上したと感じている。それに、トップレベルの選手とも自分はやりあえる、ものすごいプレッシャーの中でもプレーできる、と感じられるようになったことも大きいと思う」

まだチームメイト達とは正式には対面していないけれど、何人かとはすでにイングランド代表で一緒にやっていることは助けになると感じている?
「すでにけっこう何人も知っているから、きっと早くチームに馴染めるんじゃないかと思っているよ。そのことはピッチでのパフォーマンスの面でも役立つと思う。マーカス、ジェシー、ヤンギー(アシュリー・ヤング)とはワールドカップでも一緒で、楽しい時間を過ごした。それにヤンギーはワールドカップで僕に美味しいアシストをしてくれたしね!彼らと早く会いたいよ。それに他のみんなとも早く良い関係を築きたい」

マーカス・ラッシュフォードやジェシー・リンガードとは、代表のトレーニングではけっこうハードにやりあってきたのでは?
「そうだね。彼らは2人ともトッププレーヤーだし、ものすごく切れ味が鋭い。彼らが敵じゃなくって味方であることにほっとしているよ」

新しいチームに入団することについては?トレーニング初日にピッチに出て行くときは緊張する?
「選手の何人かは知っているし、マイクとも前にも一緒にやっているから、そのことでだいぶ緊張は薄れると思う。もちろんちょっとそわそわする感じはあるけど、僕はけっこう緊張感と付き合うのは上手い方なんだ。代表でトッププレーヤーたちと一緒にプレーしたり対戦することで自分により自信がついたし、状況に対応するのも得意になったからね」

ゴールを防ぐ、相手フォワードに突っ込む、自らゴールを決める・・・センターバックとして一番醍醐味を感じるプレーは?
「それは間違いなくゴールを防ぐことだ。自分は守備に優れた選手だと自覚している。だから僕にとってはそれが一番大事な仕事だ。ゴールを防いで、クリーンシートをものにするために僕はチームに存在している。だから、それ以外のことはボーナスだと思っている。もちろんゴールを決めるのは気分が良いけれどね。でもクリーンシートをゲットすること、そしてゴールを防ぐことが、僕にとって最優先事項だ」

とはいえ、君のゴールセンスはなかなかのものだ。ストレットフォード・エンドのゴールに、試合終了間際の瞬間、痛快なヘディングを決めたらどんな気分だろうか
「夢みたいな気分だろうね。もちろん、何回かはそんな感じでゴールも決めたい。これまでもヘディングシュートは時々決まっていたから、今シーズンもそうなることを願っているよ。それにこのクラブには上手いクロスをくれる選手も大勢いるからね。きっとゴールはあると思うよ!」

いよいよここでの君の挑戦がスタートする。ユナイテッドファンにメッセージを
「このようなビッグクラブに来られたことを、とても誇りに感じている。いまは早くプレーしたくてうずうずしている。今シーズン、ユナイテッドが成功できるよう、僕は持てる力を全部出しつくすよ」

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