ジェシー「アーセナル戦までに立て直しが必要だ」
リヴァプールとのアウェー戦には敗れたが、ジェシー・リンガードは、マンチェスター・ユナイテッドは土曜日のアーセナル戦に、勝利を想定して臨むことができると断言した。
負傷退場したポール・ポグバに代わってアンフィールドのピッチに立ったリンガードは、とくに後半、相手に3点目と4点目を許すまでの間、必死に前へ前へとチームを駆り立てた。
「失うものは何もなかった。ひたすらプレスをかけて、高い位置を保って、プレッシャーをかけ続ければ相手はミスをするだろうからね」とウィンガーは語った。
リヴァプール 4-0 ユナイテッド
記事アンフィールドでの一戦はノーゴールで敗戦。
「(後半の)最初の25分、30分はそうやって、リバプールにプレッシャーをかけたんだ。そしてそこから何度かチャンスを作りかけた。だから、スタート時点からプレスをかけて激しく当たるという正しいマインドセットで挑むことが大切だ。そうしないと形勢が逆転して、相手がボールを持つことになる。ボールに対して、常にプレッシャーをかけていかないといけないんだ」。
「もちろんリヴァプールはいいチームだ。だけど後半は僕たちのほうがより勢いがあった感じだった。より前に出ることができていて、その結果インテンシティが高まったと思う」。
リンガードは、キャリントンでのここからの数日間が、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を争うライバルであるアーセナルとの決定的な一戦に挑むユナイテッドに、活力を与えてくれると確信している。
「大一番を控えているんだ。だから素早くチームを立て直す必要がある。土曜日に大きな勝ち点3がかかっているからね」と語ったジェシー。
「勝つことを意識して、前のめりになって、激しく、基本に忠実に、そしてそのエネルギーを持ったまま試合に臨みたいと思う。でも試合の前に、まずはハードワークが必要だ。個々の戦いに勝つことで、試合にも勝てるようになるんだ」。
「だから今週もしっかりハードワークするよ。いかにトレーニングするかがプレーに直結する。だから、トレーニングから、エネルギーと強度をしっかり高める必要があるんだ」。
ラングニックがアンフィールドでの一戦を総括
記事ラルフ・ラングニック暫定監督がアウェイでのリヴァプール戦を振り返った。
ユナイテッドの14番は、今シーズンは散発的な出場にとどまっているが、彼はこれまで以上に目指すものに向かって献身的に取り組んでいる。
「いつでも準備はできている。出場を告げられたときも、自分の役割や仕事はすぐにわかったし、チームのためにベストを尽くしたいと思った。ピッチに立つたび、ユナイテッドのシャツを着るたび、110パーセントの力を出したいと思っている。チームにエネルギーを与え、プレッシングをすることだ」。
「僕はただひたすらサッカーがしたい。ノリッジ戦はとても良かったし、楽しめた。試合のリズムに乗れていたけれど、交代させられてしまった。この試合(リヴァプール戦)でも先発できるかと期待していたけれど、ポールが負傷したことで、早いうちから出場することになって試合のほとんどをプレーすることができた。僕はいつでも準備ができているし、プレーする自信がある。さっきも言ったように、ピッチに立った瞬間、このシャツに賭けて僕は110パーセントの力を注ぐよ」。
ポグバがリヴァプール戦で負傷
記事ラルフ・ラングニック暫定監督が、ポグバに関する最新情報を明かした。
リンガードは、ユナイテッドのファンにとって、マージーサイドで耐えしのんだ火曜日の夜より、ノースロンドンでの週末のアウェー戦の方がはるかに良い日になるよう、自分の役割を果たしたいと意欲を燃やしている。
「(リヴァプールに負けるのは)ファンにとって最悪だ。ピッチにいたときも、4-0というスコアを見て、彼らの痛みが伝わってきた」。
「本当に残念だし、ファンには申し訳ないとしか言いようがない。それでも、どんな状況でも僕たちをサポートしてくれることに対して、選手として本当にありがたいと感じているんだ」。