リンガード「これが皆が知っているポグバ」
ジェシー・リンガードは、ポール・ポグバの再点火に成功し、マンチェスター・ユナイテッドで以前から知る同選手を呼び起こしたたオーレ・グンナー・スールシャール監督を称えた。
リンガードとポグバは、2011年のFAユースカップ優勝メンバーで、その後ポグバがイタリアのユヴェントスで4シーズンを過ごし、2016年にユナイテッドに復帰してから再びチームメートになった。
2018年のワールドカップ・ロシア大会決勝でゴールを決めてフランスの優勝に貢献したポグバは、今季開幕からアウェイでのヤングボーイズ戦とホームでのエヴァートン戦でしかゴールを決めていなかった。しかし、スールシャール体制となって以降の3試合で4ゴールをマーク。ハダースフィールド戦とボーンマス戦でそれぞれ2ゴールの大活躍を見せた。
オールド・トラッフォードに帰還して以降もっとも速いペースで得点を量産しているポグバについて、リンガードは「ポールはフットボールを楽しんでいる」と語った。
「彼が好きなポジション、中盤の左でプレーできているからね。自由にやる権利をもらっているんだ。今のポジションで前線に参加して、これまでだってゴールを決めてきた」
「100%オーレが彼の力になっている。自信を与えて、自由に、彼のプレーをする権利を与えているんだ」
「昔のポールだね。彼とは昔から一緒にやってきた。昔の彼に戻ったよ。僕たち皆が知っている彼にね」
スールシャール監督の影響は、ユナイテッドのドレッシングルーム全体に浸透している。その恩恵を、チーム全員が受けていると、リンガードはボーンマス戦後リポーターに語った。
「オーレは素晴らしいんだ」
「彼は1対1での話し合い、マン・マネージメントに優れている人で、いつだって何をすべきか伝えてくれる」
「僕が右ウィングでプレーしていた時には、もっと中に入ってプレーを生み出すように言ってくれた。自由にやらせてくれた」
「オーレは、(リザーブの監督の頃から)自分を知っている人だし、僕がどういう選手かをわかってくれている。若い時にはいつも助言をくれた。若い選手を助けてくれていたんだ。僕もクラブのランクを上がるごとに指導してもらえたし、多くを学べた」
「彼はクラブにとって特別な人。クラブのためにも特別な人。マンチェスター・ユナイテッドがあるべき位置、つまり頂点に立たないといけないことをわかっている、今日のようなパフォーマンスをしないといけないことを理解しているんだ」
「僕たちはフットボールを楽しんでいて、試合にも3点、4点、5点を決めて勝てている。もちろんクリーシートにしたい。ただ、それはこれから改善させて、取り組んでいく」
ユナイテッドは、開幕からスロースタートに苦しみ、プレミアリーグのトップ4争いに絡めずにいる。しかし、スールシャール監督が、後続から抜け出すために、上手にチームをマネージメントしている。
「オーレからは、試合開始からペースを上げるように言われている。先手を取って、開始15分、あるいは12分が重要と言っている」
「エネルギーを使うプレー、アタッキングフットボールがしたい。1点取れれば、もっとゴールを決めたくなるからね」
「序盤のゴールは大事なんだ。そうすれば自信になるし、相手に4-0か5-0で勝ちたいという気持ちになるから」
ユナイテッドは、2日(水)の夜にセントジェームズ・パークでニューカッスルと対戦する。
「ここ3試合のような形で試合に入れれば、勝てる」と、ジェシーは言う。
「正しい精神状態で試合に入れている。相手を勝利から遠ざけて、勝負を決める気持ちでやれている。今季の残り試合では、そういう気持ちが大事になる」
2試合続けてMOM
記事ボーンマス戦で2ゴール、1アシストのポグバがマン・オブ・ザ・マッチに選出された。
「素晴らしいパフォーマンスだった」
記事オーレ・グンナー・スールシャール監督がボーンマス戦を振り返った。
ユナイテッド 4-1 ボーンマス
記事ポグバ、ラッシュフォード、ルカクのゴールで3連勝、2018年をしめくくった。