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モウリーニョ監督がリヴァプール戦を総括

日曜日 16 12月 2018 18:57

ジョゼ・モウリーニョ監督は、マンチェスター・ユナイテッドがアンフィールドでのリヴァプール戦で運に恵まれなかったことを残念がった。

24分にサディオ・マネに先制点を決められたユナイテッドだったが、ジェシー・リンガードがGKアリソンのミスをミスを見逃さずに同点ゴールをマークした。しかし、後半に交代出場したシェルダン・シャチリに2点を許し、3-1で敗れた。

監督は、試合後MUTV、Sky Sportsとのインタビューに応じた他、会見でリポーターからの質問に答えた。

勝てると信じていた
彼らは強力なチームで試合に臨み、より強いチームであることを証明した。我々が失点したような場面で相手に点を決められるのは辛い。しかも今日のような形(ディフレクトして)での失点なら、なおさら辛い。試合開始から20分は、相手の素晴らしいインテンシティ、スピード、プレッシングに対応できず、難しい時間帯だった。しかし、それ以降は落ち着いて、試合をコントロールできていた。確かに、我々より相手の方が攻めていた。コーナーキックも我々よりも多く、こちらの陣内でプレーしていた。試合が動いたのは、相手がフラストレーションを溜めていた時間帯だった。センターバックが距離のある位置からスタンドにシュートを放った。それは、試合をコントロールできていたことの証であり、勝てると感じていた。勝利に値しない内容だったかもしれないが、試合を圧倒している側が負ける場合もある。それでも、我々は2点を失ってしまった。ダビド(デ・ヘア)も試合後ドレッシングルームで言っていたが、(シャチリのシュートは)彼にとって簡単に対応できるものだったかもしれない。ただ、ディフレクションがあったのだから、彼にはどうにもできなかった。

運はリヴァプールに味方
運について話をするのなら、相手の2点目と3点目だろう。我々の得点は、サイドからの良い動きから生まれた。(ロメル)ルカクがサイドバックの裏を取ってクロスを上げ、ジェシーが危険なポジションに飛び込んで生まれた。相手GKのプレーは、以前の私ならハーフミスと呼んでいた類のものだ。運とゴールについて話をするのなら、相手の2点目と3点目について話をすべきだ。

トップ4は到達可能
4位ではシーズンを終えられる。簡単ではないが、他のトップチームの歴史を見ても、6位以内には必ず入れる。我々が到達できる最高の順位は4位だ。今は5位浮上を目標にする必要がある。それから4位を目指す。

選手は全力を尽くした
フットボール選手というのは、毎日、毎試合、毎分で全力を尽くさないといけない。監督が誰であろうと関係ない。クラブが選手に給料を払い、ファンが24時間応援してくれる。クラブとファンに対してリスペクトの念を見せないといけない。もし選手が全力を尽くさなければ、それは不誠実だ。しかし、私は選手たちを不誠実とは呼ばない。今日ピッチに立った選手たちは、全力を尽くしてくれた。リヴァプールは我々よりも良いチームで、彼らのインテンシティ、フィジカルとは比べられない。インテンシティとフィジカルが基にあり、技術も高い。我々よりも良いチームだ。しかしながら、2点目と3点目を失うまでは良い勝負ができていた。繰り返しになるが、それまではドローが妥当な結果だった。

負傷はチームの助けにならないが、言い訳にもならない
(マッテオ)ダルミアン、(ディオゴ)ダロト、(ビクトル)リンデロフ、(アントニー)マルシャルは1日しか練習せずにプレーした。今週を通じて、誰が出場可能で、誰が出場できないかわからない状態だった。試合直前には(クリス)スモーリングがプレーできなくなった。だが、スモーリングのケガは言い訳にはならない。(エリック)バイリーが非常に良いプレーをしてくれた。集中を欠くような事態だったにもかかわらず、エリックは非常に上手く対応してくれた。素晴らしい集中と、高い意識を持って対応してくれた。直前の選手変更が敗因ではなかった。

リヴァプール 3-1 ユナイテッド

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後半シェルダン・シャチリに2ゴールを決められ、2013年以来アンフィールドで敗れた。