マルティネス「ファンの情熱が試合に勝たせてくれる」

アルゼンチン代表DFは、セビージャと対戦したヨーロッパリーグのホーム戦で負傷してしまったが、このクラブで過ごした最初のシーズンを満足げに振り返る。

エリック・テン・ハフ監督の後を追うようにアヤックスからオールド・トラッフォードに加入したセンターバックは、プレミアリーグでその資質を証明しただけでなく、代表メンバーとしてもワールドカップを制覇した。

クラブメディアとの独占取材に応じてくれたリチャが、"ブッチャー "の異名をとる、熱い男の内面を明かしてくれた。

「ファンからの愛情を本当に感じている」と、先日、キャリントンで語ったマルティネス。「それに僕も、彼らへの愛情を感じている」。

「こうしたつながりは本当にうれしい。ものすごく大切なものだからね。時には、そうしたサポートや彼らの熱い思いのおかげで試合に勝つことができる。燃えさかる炎ようなスタジアムの盛り上がりは、見ての通りだ。それもこのつながりの一部だ」。

マルティネスは、チームの成功のためにピッチで全力を尽くしている。

「正直言って、フットボールは僕の人生の大部分を占めている。フットボールのために生きている。それほどフットボールが大好きなんだ。すべてを捧げている」。

「これまでも多くのインタビューで話してきたけれど、フットボールは人生だ。生きるためには戦わなければならない。人は食べるために戦っている。試合でも同じことだ。もし誰かが自分の食べ物を奪ったら、戦わなければならない。やすやすと奪われるわけにはいかないからね」。

ユナイテッドでの最初のシーズン、リチャは全コンペティションあわせて45試合に出場した。カラバオカップ優勝チームの一員であるだけでなく、アーセナル戦で決めた今季唯一のゴールなど、数々の印象的な瞬間を提供してくれた。

サー・マット・バスビー年間最優秀選手賞の投票では3位に選ばれている。怪我によりシーズン終盤は欠場したが、2023-24シーズンには、万全のコンディションで復帰してくれることだろう。

レッズでの生活について尋ねると、「とても楽しんでいるよ」と答えたリチャ。「トレーニングでも、ロッカールームでも、試合でも、オールド・トラッフォードでも、毎日を満喫している」。

「ここにいることが本当に幸せだ。さっきも言ったように、楽しんでいる。ここでプレーすることは僕の大きな夢だった。だから本当に幸せなんだ」。