1月の月間MVP候補発表
1月の月間MVP候補には、4人がノミネートされた。
マンチェスター・ユナイテッドは1月、9試合を消化し、そのうちエミレーツFAカップのウルヴズ戦(第1戦、再試合とも)、トレンメア戦を含む5試合でクリーンシートを獲得した。よって今回のMVP候補には、ディフェンダー2人とミッドフィールダー2人がノミネートされている。
投票の前に、それぞれの選手の活躍ぶりをおさらいしよう。
フレッジ
12月もMVPのマーカス・ラッシュフォードに僅差で2位につけたブラジル人MFは、今月も安定感のあるパフォーマンスを披露した。9試合のうち7試合に先発、残りの2試合は途中出場。中でも、プレミアリーグのリヴァプール戦では、敗れはしたが、傑出したプレーを見せた。直近のエティハド・スタジアムでのマンチェスター・シティー戦でも1-0勝利に貢献した。
「フレッジには非常に満足している。彼はトップ中のトップだ。サポーターもみな、なぜ我々が彼に信頼を寄せているか理解していることだろう。彼はピッチ中を駆け回っては競り合いを制する」
ハリー・マグワイア
2020年1月は、マグワイアにとって忘れられない月となることだろう。昨夏ユナイテッドに入団したマグワイアは、今月はマンチェスター・シティーとのカラバオカップ準決勝第1戦を除くすべての試合に出場し、インテルに移籍したアシュリー・ヤングの後を継いでキャプテンにも任命された。さらには、ユナイテッドでの初ゴールもマークした。それはファンが期待していた形とは少し違うタイプのゴールだったが、FAカップ4回戦のトレンメア戦で、ぬかるんだピッチの上をドリブルで駆け上がると、そのままボールをゴールのトップコーナーに突き刺した。
下の映像で、彼の華麗なゴールシーンをチェックしよう。
ネマニャ・マティッチ
今シーズン、開幕後から出場回数を重ねているセルビア人MF。とりわけポール・ポグバとスコット・マクトミネイの負傷後は、中盤に欠かせない戦力となっている。マティッチは今月の9試合中8試合に先発出場。マンチェスター・シティ��とのカラバオカップ準決勝第1戦では途中から出場し、第2戦では中盤を統制するパフォーマンスを披露。さらには彼自身のレッズでの4点目となるゴールもマークした。しかしその後、2枚目のイエローカードで退場となる不運にも遭っている。
ブランドン・ウィリアムズ
今シーズン、印象的なパフォーマンスを見せているティーンエイジャーは、11月に続き、今回が2度目の月間MVPノミネート。元日のアーセナル戦はベンチスタートだったが、残りの8試合のうち7試合に先発。4-0で快勝したノリッジ・シティー戦では、マーカス・ラッシュフォードが決めたPKをゲットするなど、傑出したパフォーマンスだった。リヴァプール、シティーとの両アウェー戦では、5バックの左サイドを務め、モハメド・サラーやリヤド・マフレズら、難敵とマッチアップした。
「僕自身や家族にとってもとても誇らしい。これまでの成果は実感しているけれど、これからもたくさん試合数を重ねて、クラブのために貢献したい」
投票は公式アプリで、土曜日の日本時間3時まで受け付けている。