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マンチェスター・ユナイテッド 1-1 リヴァプール

マンチェスター・ユナイテッドは、オールド・トラッフォードでの激闘の末にドローという結果を残し、リヴァプールの開幕からの連勝を止めた。

マーカス・ラッシュフォードが36分に決めたゴールでシアター・オブ・ドリームスは大歓声に包まれた。その後もハードにプレーするユナイテッドが耐え続けたが、交代出場のアダム・ララーナが残り5分に同点ゴールを突き刺し、同点に追いつかれた。

昨シーズンから続いたマージーサイダーのリーグ連勝記録は、17でストップ。リヴァプールは、オールド・トラッフォードで7試合勝てていない。

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先制点を決めたマーカス・ラッシュフォード

オーレ・グンナー・スールシャール監督は、わずか5日前のスウェーデン戦で負傷したダビド・デ・ヘアを先発に起用。

直近3試合を欠場したアーロン・ワン・ビサカも復帰し、アントニー・マルシャルはベンチメンバーに加わった。

試合前のウォームアップでアクセル・トゥアンゼベが臀部を痛めるアクシデントが発生し、急遽マルコス・ロホが先発出場し、フィル・ジョーンズがベンチに入った。

対するリヴァプールは、ユナイテッド戦でゴールを決めたことがないモハメド・サラーが、レスター・シティー戦で痛めた足首の状態が思わしくなく、欠場。だが、ゴールキーパーのアリソン・ベッカーが2ヶ月ぶりに復帰した。

立ち上がりから激しい攻防が繰り返され、互いにボールを長く保持できない展開が続き、これまでと同様に両チームのファンがヒートアップ。

ユナイテッドが何度かチャンスを作りながらも、10分にリヴァプールがロベルト・フィルミーノがシュートもバーを大きく超えた。

ジョルジニオ・ワイナルドゥムもミドルを放ったが、デ・ヘアが落ち着いて対応した。

中央のポジションでプレーしたのはアンドレアス・ペレイラで、両翼にはラッシュフォードとダニエル・ジェームズ。ペレイラは、ジェームズへの創造性溢れるフリックを失敗したものの、鋭いシュートでアリソンに襲いかかる。

前半特に印象に残ったユナイテッドの選手は、どのプレーでも全力で追い続けたラッシュフォードだ。大柄なフィルヒル・ファン・ダイクと対峙しても打ち負かす場面も見られた。

ホームでのアーセナル戦でゴールを決めたスコット・マクトミネイも効果的だった。25分にはガナーズ戦の再現を狙うも、アリソンに阻まれる。

サラー抜きでもリヴァプールの攻撃の厚みは相変わらずで、カウンターからチャンスを生み出す。

本来ならサラーの定位置である右サイドを駆け抜けたマネが折り返し、フィルミーノが合わせたが、これは失敗。

この直後、フィルミーノは自身のミスを悔やんだに違いない。ビクトル・リンデロフのディヴォック・オリギに対するファウルは取られず、ユナイテッドはジェームズが右サイドを上がり、中央にクロス。これを10番のラッシュフォードがジョエル・マティップとの接触でスリップしつつ蹴り込んだ。

リンデロフのプレーがVARで検証された時間があったとはいえ、ユナイテッドのゴールが認められ、先制。判定に抗議したリヴァプールの選手が、主審の周りに集まるシーンもあった。

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マネのゴールはハンドにより無効に

その5分後には、マネのゴールで同点に追いつかれたかと思われた。しかし、VAR判定の結果、リンデロフとの競り合いに勝ったマネのハンドが認められ、このゴールは無効。

ユルゲン・クロップ監督は、前半終了と同時にロッカーにダッシュで戻り、後半開始からマネを左に、オリギをハリー・マグワイアに対峙させる変更を加えた。

すると後半はリヴァプールがポゼッションを独占。ユナイテッドは後方に下がらされたが、カウンターからチャンスをうかがう。

ジェームズが相手との接触で倒れ込んだが、67分には追加点のチャンスがあった。

マクトミネイからのパスを右サイドで受けたアンドレアスが大きくサイドチェンジ。ラッシュフォードがボールを受け、前線に走るジェームズを使って中央に切り込んでシュートも、わずかにポストの外だった。

その後もアンドレアスが好判断を繰り返し、フレッジがシュートも枠外。

逆にリヴァプールはアンディ・ロバートソンとトレント・アレクサンダー・アーノルドを起点にチャンスを作るも、ユナイテッドはフィルミーノとマネが使えるスペースを制限して対応した。

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交代出場で同点弾を決めたララーナ

中盤がスペースを消して攻撃に転じたユナイテッドは、フレッジが再びシュートを放った。

時間が過ぎていき、ユナイテッドの勝利が近づいた中、交代出場のララーナがファーサイドでフリーの状態を作り出し、残り5分に同点ゴールという大仕事をやってのける。

この得点で勢いづいたリヴァプールが前に始め、アレクサンダー・アーノルド、アレックス・オックスレイド・チェンバレンが後半の追加タイムにシュートを放ったが決まらない。

なんとかリヴァプールに追加点を許さなかったユナイテッドが引き分けに持ち込み、オールド・トラッフォードのサポーターは、ユナイテッドのハードワークをスタンディングオベーションで称えた。

試合情報

ユナイテッド:デ・ヘア、ワン・ビサカ、リンデロフ、マグワイア、ロホ、ヤング(c)、フレッジ、マクトミネイ、ジェームズ、アンドレアス(90+4分にウィリアムズと交代)、ラッシュフォード(84分にマルシャルと交代)

出場機会がなかったサブ:ロメロ、ジョーンズ、ガーナー、マタ、グリーンウッド

得点:ラッシュフォード(36分)

リヴァプール:アリソン、アレクサンダー・アーノルドm、マティップ、ファン・ダイク、ロバートソン、ファビーニョ、ヘンダーソン(c、71分にララーナと交代)、ワイナルドゥム(82分にケイタと交代)、マネ、フィルミーノ、オリギ(59分にオックスレイド・チェンバレンと交代)

出場機会がなかったサブ:エイドリアン、ゴメス、ロヴレン、ミルナー

得点:ララーナ(85分)

イエローカード:ファビーニョ

観衆:7万3737人

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