ユナイテッド0-3ボーンマス
マンチェスター・ユナイテッドは、プレミアリーグでAFCボーンマスに3-0での完敗を喫した。
開始わずか5分、ドミニク・ソランケのゴールで先制を許してしまう。
フィリップ・ビリングがヘディングで2点目をあげ、さらにコーナーキックからマルコス・セネシがノーマークで決めて3点目を献上した。
後半追加タイムにはダンゴ・ワッタラの得点で4-0としたかに見えたが、これはVARでハンドと判定されて無効になった。
ミッドウィークのチェルシー戦に勝利したレッズは、この調子を維持したかった。
試合開始5分、ドミニク・ソランケの巧みなフィニッシュからボーンマスが先制。後方からのパスをルイス・クックが素早くキャッチし、サイドライン際まで走りこんでからゴール前にパスを送ると、ソランケのフリックがネットを揺らした。
ハリー・マグワイアのヘディングシュートは惜しくも決まらず、同点に追いつく機会を生かせない。セルヒオ・レギロンからのクロスにマグワイアが反応するも、シュートがバーを越えてしまう。
15分には、マーカス・タヴァーニアーがリードをさらに広げる絶好のチャンスを得たが、シュートはオナナのグローブに収まる。
タヴァーニアーは、ソランケが放ったヘディングシュートをオナナが弾いた後、真っ先に反応しゴールに押し込んだ。しかし、副審はオフサイドの判定。
前半終了間際には、ハーフウェイラインでパスが乱れ、チェリーズのプレッシャーを受ける。前半45分には、マグワイアのチャレンジで事なきを得た。
追いかけるユナイテッドは、試合を振り出しに戻そうと躍起になる。
再開後数分間はプレッシャーをかけ続け、ユナイテッドは何度もシュートを放つが、ボーンマスのディフェンスに阻まれる。アレハンドロ・ガルナチョとブルーノ・フェルナンデスはいずれもシュートを阻まれた。エリック・テン・ハフ監督は、アントニー・マルシャルを諦めラスムス・ホイルンドを投入。
ディオゴ・ダロトは巧みなプレーの流れからレッズを同点に追いつく絶好のチャンスを得たが、シュートはサイドネットに突き刺さった。その数分後、チェリーズが追加点を決める。ハーフウェイラインでのパスミスから、ソランケが前線に飛び出し、タヴァーニアーを経由してビリングにゴールを許す。
それから10分も経たないうちに、セネシがこの日3点目のシュートを決めた。コーナーキックからノーマークのセネシがヘディングでオナナの頭上を越え、ゴール隅に突き刺さった。
ユナイテッドは試合を振り出しに戻そうと攻め続けたが、ネトを苦しめるようなチャンスは作れなかった。
次戦はミッドウィークにバイエルン・ミュンヘンと対戦する。
試合詳細
ユナイテッド:オナナ;ダロト、マグワイア、ショー(79分にエヴァンスと交代)、レギロン;アムラバト、マクトミネイ;アントニー(79分にペリストリと交代)、フェルナンデス、ガルナチョ(79分にラッシュフォードと交代);マルシャル(56分にホイルンドと交代)
出場機会のなかったサブ:バユンドゥル、ヴァランヌ、ワン・ビサカ、ファン・デ・べーク、メイヌー
イエローカード:レギロン(30分);ホイルンド(60分);フェルナンデス(84分)
ボーンマス:ネト;ケルケズ、セネシ、ザバルニー、スミス;クリスティー、クック(88分にロズウェルと交代);タヴェーニアー(88分にワッタラと交代)、クライファート(72分にシニステラと交代)、セメニョ(58分にビリングと交代);ソランケ
出場機会のなかったサブ:トラバース、メファム、キルケニー、ブルックス、ムーア
ゴール:ソランケ(5分);ビリング(68分);セネシ(73分)
イエローカード:タヴァーニアー(27分)