ユナイテッド

マンチェスター・シティー 2-1 マンチェスター・ユナイテッド

土曜日 03 6月 2023 19:03

マンチェスター・ユナイテッドの長かった2022-23シーズンは、62試合目となったエミレーツFAカップ決勝でマンチェスター・シティに2-1で敗れて幕を閉じた。

地元のライバルは、1分にイルカイ・ギュンドアンのボレーで先制し、ウェンブリー・スタジアムを驚かせた。しかし、ジャック・グリーリッシュのハンドを主審が認め、獲得したPKをブルーノ・フェルナンデスが成功させて、ユナイテッドが同点に追いついた。

しかし、後半開始から5分後、ケビン・デ・ブライネのフリーキックから再びギュンドアンがボレーでゴールネットを揺らし、先制点と似た形でシティが再度リード。

後半に交代出場したアレハンドロ・ガルナチョの強烈なシュートなど反撃を見せたものの、今シーズン2度目のカップ決勝戦は敗北に終わった。

イルカイ・ギュンドアンが2ゴール

前半 - 同点

史上初のオールマンチェスターのFAカップ決勝は、ユナイテッドに不利な展開で始まった。開始からわずか13秒後、シティー主将のギュンドアンがボレーで先制し、ウェンブリー・スタジアムにいた全員が衝撃を受けた。

ブルーズのGKオルテガがボールを前方に運び、ヘディングを繰り返した後、ボールはエリア手前でギュンドアンの足元に落ちた。これを受けてギュンドアンは本能的にボレーシュートを放ち、デ・へアはただネットが揺れるのを見ることしかできなかった。

その数分後、シティーはロドリがゴールに向かってヘディングシュートを放つも、サイドネット。

30分前には、両チームともゴール前に迫り、カゼミーロのクロスにラッシュフォードが巧みなタッチで合わせたが、枠を大きく外れた。シティーはデ・ブライネがシュートを放つが、デ・へアがカバー。

ユナイテッドが徐々に試合に入れるようになった結果、グリーリッシュが自陣でボールをハンドリングしたとみなされ、PKを獲得。ユナイテッドが息をのむ中、フェルナンデスが落ち着いて成功させて同点に追いつく。

ハーフタイム前、ヴァランヌがコーナーキックからボレーシュートを放つが、ポストをかすめ、前半を折り返した。

フェルナンデスのPKで同点に追いつく

後半 - ギュンドアンが再び襲いかかる

後半、ユナイテッドが意気揚々と試合を再開させたように思えたが、またしてもシティにリードを奪われてしまう。先制点とほぼ同じようにデ・ブライネにエリア手前で拾われ、ギュンドアンが再びボレーを叩き込んだ。

再び失点するも、ユナイテッドも決定機を作り出す。しかし、ラッシュフォードのシュートはオルテガが守るバーを越えてしまう。

その直後、デ・ヘアがセーブしたボールをギュンドアンがシュートし、ハットトリックを達成したかに見えたが、副審にオフサイドと判定された。

交代出場でチャンスを作ったアレハンドロ・ガルナチョ

後半、交代で入ったガルナチョがユナイテッドに勢いを与え、2-2に追いつくまであと一歩というところまで追い詰めた。ガルナチョは、ボックスの端でボールを拾い、ゴール下に向かってシュートを放つが、わずかに枠を外れた。 

試合終了が近づく中、ユナイテッドは同点弾を狙い続けた。それでも、ジョン・ストーンズのゴールラインでのクリアが、この日の最後のチャンスを阻んだ。

2022-23シーズン62試合目は2-1の敗戦で幕を閉じ、惜しくも敗れた。

試合終了後にフレッジを慰めるテン・ハフ監督

試合詳細

マンチェスター・シティー:オルテガ;ウォーカー(90分にラポルトと交代)、ディアス、アカンジ;ストーンズ、ロドリ;ベルナルド、デ・ブライネ(76分にフォーデンと交代)、ギュンドアン、グリーリッシュ(89分にアケと交代);ハーランド

出場機会のなかったサブ:エデルソン、フィリップス、アルバレス、マフレズ、パーマー、ルイス

ゴール:ギュンドアン(1、51分)

イエローカード:オルテガ(80分)、ロドリ(90分)

ユナイテッド:デ・へア;ワン・ビサカ、ヴァランヌ、リンデロフ(83分にマクトミネイと交代)、ショー;カゼミーロ、フレッジ;フェルナンデス、エリクセン(62分にガルナチョと交代)、サンチョ(78分にヴェフホルストと交代)、ラッシュフォード

出場機会のなかったサブ:バトランド、タロト、マグワイア、マラシア、エランガ、ペリストリ

ゴール:フェルナンデス (PK 33分)

イエローカード: ワン・ビサカ(45分)、 フレッジ(79分)

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