エヴァートン0-2ユナイテッド
アントニー・マルシャルとジェシー・リンガードのゴールにより、マンチェスター・ユナイテッドはグディソン・パークで行なわれた2018年初戦、エヴァートン戦に2-0で勝利した。
レスター・シティー、バーンリー、サウサンプトンとのプレミアリーグ戦で続けてドローという結果を残していたユナイテッドは、アウェイで勝利を収め、勝ち点3を獲得している。
ジョゼ・モウリーニョ監督は、前節先発から3選手を変更。アシュリー・ヤング(出場停止)、ロメル・ルカク(負傷)、ヘンリク・ムヒタリアンに代えて、マルコス・ロホ、アンデル・エレーラ、アントニー・マルシャルを先発に起用した。エヴァートンの先発には、元ユナイテッドのモルガン・シュナイデルラン、マイケル・キーン、ウェイン・ルーニーの3選手が顔を並べた。
試合開始から互いに攻める展開となった後、ユナイテッドは徐々にポゼッションをキープ。しかし、肝心のゴール前では仕事を終わらせられず、アンデル・エレーラ、ポール・ポグバ、リンガードがミドルシュートを選択するのみだった。
前半は両チームともに決定機が少なく、無得点のまま終わったものの、後半開始後にはフアン・マタが強烈なシュートでエヴァートンのGKジョーダン・ピックフォードに襲いかかった。マタの2本目のシュートはポストに嫌われたが、ユナイテッドは後半から厚みのある攻撃を展開。そして、ポグバからのクロスを受けたマルシャルが好機を逃さず、トップコーナーにシュートを決めて先制に成功する。
ホームのエヴァートンは、71分にウマル・ニアッセがヘディングシュートを放ったが枠外。失点後に活性化したエヴァートンの攻撃に対し、ユナイテッドの守備陣は対応に追われた。すると残り9分となってユナイテッドが追加点をマーク。ボールを持ったリンガードがドリブルで運び、ボックスエッジからシュートを決めて2-0。このゴールで勝負を決めたユナイテッドが、2018年初戦を勝利で飾った。
ラインナップ
エヴァートン:ピックフォード、ホールゲイト、キーン、ウィリアムズ、マルティナ、デイヴィス、シュナイデルラン、ヴラシッチ、ルーニー(62分にマッカーシーと交代)、ボラシー(62分にレノンと交代)、ニアッセ(82分にカルヴァート・ルーウィンと交代)
出場機会の無かったサブ:ロブレス、ジャギエルカ、シグルズソン、ケニー
イエローカード:ルーニー、ホールゲイト
ユナイテッド:デ・ヘア、リンデロフ、ジョーンズ、ロホ、ショー、マティッチ、エレーラ、マタ(90+1分にトゥアンゼベと交代)、ポグバ、リンガード(87分にブリントと交代)、マルシャル(77分にラッシュフォードと交代)
出場機会の無かったサブ:ロメロ、ダルミアン、スモーリング、ムヒタリアン