ユナイテッド

エヴァートン 0-2 マンチェスター・ユナイテッド

水曜日 23 12月 2020 23:12

エディンソン・カバーニとアントニー・マルシャルがゴールを決め、マンチェスター・ユナイテッドがエヴァートンを破りカラバオカップ準決勝に進出した。

2000人のホームファンが会場で観戦した中、ユナイテッドは序盤から試合を圧倒。ただ、試合終盤までシュートをフィニッシュさせられなかった。

先月グディソン・パークで行われたプレミアリーグ戦でユナイテッド初ゴールを決めたカバーニが残り2分のところでマルシャルからのパスを打ち抜き先制すると、アシストを記録したマルシャルも追加タイムに追加点を決めて勝利に貢献した。

勝利が相応しい内容だったユナイテッドが勝ちきり、イングランド国内での好調を維持している。

前半 - 圧倒するもゴールが遠い展開

ユナイテッドは、わずか6日間で3試合をこなす過密日程の最中にいる。オーレ・グンナー・スールシャール監督は、予告通りローテーションを実行し、6-2で快勝したリーズ・ユナイテッド戦の先発から9選手を変更。ブルーノ・フェルナンデスとハリー・マグワイアのみが続けて先発に起用された。対するエヴァートンのカルロ・アンチェロッテ監督は、2-1で勝利したアーセナル戦から3選手を変更。最も印象に残ったのは、ジョーダン・ピックフォードではなくロビン・オルセンをゴールキーパーに抜擢した変更だった。

ユナイテッドは、リーズ戦の時と同様にボールを早く動かし、正確なパスでトフィーズのディフェンスを攻略。最後のシュートの精度だけ伴わなかった。

7分にはポール・ポグバのバックヒールにドニー・ファン・デ・ベークがボックス内でシュートもブロックされる。このプレーから獲得したコーナーキックにカバーニが反応するも、オフサイド。カバーニはオルセンの動きを見逃さず、隙をついてボールを奪おうとしたが失敗。オルセンは数分後にもカバーニのシュート対応を余儀なくされた。

16分にはアレックス・テレスが左サイドからクロスをあげるも、カバーニは2度続けてシュートを決められなかった。今度はメイソン・グリーンウッドの番で、低いヘディングを放つもオフサイド。ポグバがヘディングシュートも、これはオルセンの正面。しかし、ユナイテッドが怒涛の攻めを続けた。

エヴァートンは、ドミニク・カルヴァート・ルーウィンが35分にシュート。2分後にはギルフィ・シグルズソンがフリーキックを直接狙ったが、ディーン・ヘンダーソンが弾き返した。

前半終了間際にはフェルナンデスがフリーキックを狙ったものの、スコアレスのまま前半を終えた。

後半 - 終盤のゴールで勝利

後半もユナイテッドが試合を支配するも、前半に引き続いてフィニッシュの精度が伴わない。カバーニは胸トラップからボックス内に侵入してシュートも、コーナーキックの獲得が精一杯。

エヴァートンは、リシャルリソンがフェルナンデスとエリック・バイリーと耕作してしまい、負傷交代。

オーレはこの直後にマルシャルとマーカス・ラッシュフォード投入を決め、打開を図る。

残り時間が少なくなる中、テレスのフリーキックは枠の外に。

このままスコアレスかと思われた瞬間だった。マルシャルからのパスを受けたカバーニが豪快にシュートを打ち抜き、ゴールネットを揺らした。そして、アシストを決めたばかりのマルシャルにもゴールが生まれて勝利。

準決勝進出を決めている!

ともに交代出場したマーカス・ラッシュフォードとゴールを喜ぶマルシャル

試合情報

エヴァートン:オルセン、コールマン、ゴッドフリー、キーン、ミナ、ドゥクレ(89分にトスンと交代)、ゴメス(58分にデイヴィスと交代)、シグルズソン、イウォビ、リシャルリソン(56分にベルナルジと交代)、カルヴァート・ルーウィン

出場機会のなかったサブ:ピックフォード、ケニー、ホルゲート、ゴードン

ユナイテッド:ヘンダーソン、トゥアンゼベ、バイリー、マグワイア、テレス(84分にショーと交代)、マティッチ、ポグバ、ファン・デ・ベーク(67分にマルシャルと交代)、フェルナンデス、グリーンウッド(67分にラッシュフォードと交代)、カバーニ

出場機会のなかったサブ:グラント、フォスメンサー、フレッジ、リンガード

得点:カバーニ(88分)、マルシャル(90+6分)

イエローカード:ポグバ、トゥアンゼ���、ショー、マルシャル

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