アシュリー・ヤング

ユナイテッド1-0ブライトン

土曜日 25 11月 2017 18:51

プレミアリーグ│2017年11月25日│オールド・トラッフォード│観衆:7万5018人│得点:ダンク(66分 OG)

アシュリー・ヤングのシュートがディフレクトしながらゴールネットを揺らし、マンチェスター・ユナイテッドがオールド・トラッフォードでのブライトン戦に1-0で勝利した。

60分過ぎまでブライトンに攻撃を阻まれていたユナイテッドだったが、ヤングのシュートがルイス・ダンクにディフレクトして決まり、大きな勝ち点3を獲得した。

ジョゼ・モウリーニョ監督は、前節ニューカッスル戦と同じメンバーを先発に起用。唯一の変更は、スコット・マクトミネイとヘンリク・ムヒタリアンをベンチメンバーに加えたことだった。

ユナイテッドはStonewall UK's Rainbow Lacesキャンペーンに参加し、キャプテンのアントニオ・バレンシアもLGBTを支持する虹色のアームバンドを着けてプレー。ユナイテッドは、開始早々、アントニー・マルシャルとの連携からロメル・ルカクがシュートを放ち、試合のトーンを作ろうとする。

ここ5試合無敗のブライトンは、トップ10に相応しい実力の持ち主で、アンソニー・クノッカールがゴール前に危険なクロスを入れ、今季3ゴール、5アシストを記録しているパスカル・グロスもミドルシュートを放つも、ダビド・デ・ヘアが正面で押さえる。

前半途中からヒョウが降り始めた中、ブライトンはカウンターアタック、セットプレーでユナイテッドを苦しめた。グレン・マレーのフリーキックも決定機となったが、ユナイテッドは前半終了直前にルカクがゴール前でヘディングシュートを見せたものの、GKマシュー・ライアンのファインセーブに阻まれてしまう。リバウンドにポール・ポグバも反応したが、これもライアンが必死にセーブし、スコアレスのまま前半を折り返した。

動画

後半ユナイテッドにとってきっかけとなったプレーは、ビクトル・リンデロフの強烈なタックルだった。クノッカールをタックルで吹き飛ばすと、オールド・トラッフォードのボルテージも上がり始め、60分を過ぎたところでズラタン・イブラヒモヴィッチが登場。そして、ついに均衡が破られる。ルカクが粘って勝ち取ったコーナーキックから、ボックスエッジ付近でボールを受けたヤングがシュート。これがディフレクトしながらゴールネットを揺らし、ユナイテッドが先制に成功する。

その後ブライトンは、クノッカールとブルーノがゴール前に精度の高いクロスを入れて同点ゴールを狙うも、シュートまでは持っていけない。先手を奪ったユナイテッドは、イブラヒモヴィッチがルカク、ポグバとの連携からボレーシュートを放ったが、これはわずかに枠を外す。

1点のリードを守り切ったユナイテッドは、2016年9月にマンチェスター・シティーとのプレミアリーグ戦に2-1で敗れて以降、ホームゲーム38試合無敗。現在リーグ首位を走るシティーとは、オールド・トラッフォードでの次戦で対戦する。

ラインナップ

ユナイテッド:デ・ヘア、バレンシア(キャプテン)、リンデロフ、スモーリング、ヤング、マティッチ、ポグバ、マタ(62分にイブラヒモヴィッチと交代)、ラッシュフォード(79分にフェライニと交代)、マルシャル(70分にムヒタリアンと交代)、ルカク

出場機会の無かったサブ:ロメロ、ロホ、エレーラ、マクトミネイ

ブライトン:ライアン、ブルーノ(キャプテン)、ダフィー、ダンク、ボング、クノッカール、スティーブンス、プレパー、マーチ(74分にイスキエルドと交代)、グロス(88分にブラウンと交代)、マレー(74分にヘメドと交代)

出場機会の無かったサブ:クルル、ゴールドソン、スケロット、カヤル

イエローカード:マレー、ダフィー

次戦は?
11月28日にはヴィカレージ・ロードでプレミアリーグ・トップ10のワトフォードで対戦する。