ユナイテッド4-0エヴァートン
マンチェスター・ユナイテッドはエヴァートンを4-0で下してプレミアリーグ首位タイに浮上した。夏に退団したウェイン・ルーニーにとっては移籍後初のオールド・トラッフォード凱旋となった。
アントニオ・バレンシアが序盤に先制点を決める完璧な立ち上がりだったが、ヘンリク・ムヒタリアンが2点目を決めるまでナーバスな展開が続いた。今夏退団したウェイン・ルーニーにとって初のオールド・トラッフォード凱旋試合になった今節は、そのルーニーがスタンディングオベーションを受けながら交代後から得点が連続して決まり、ロメル・ルカクが3点目をマークすると、後半追加タイムにはアントニー・マルシャルがPKを成功させて快勝した。
開始4分、バレンシアがネマニャ・マティッチからのパスをボレーで蹴り込みユナイテッドが先制に成功。その後フアン・マタからのパスを受けたルカクがペナルティエリア内でチャンスを得たものの、シュートはワイドに外れてしまう。
ルーニーのシュートは外れ、トム・デイヴィスのヘディングシュートはダビド・デ・ヘアがセーブ。後半に入るとルーニーがエリック・バイリーからペナルティエリア内でボールを奪い、シュートを放ったが、デ・ヘアがこれを許さず。またデ・ヘアは、ギルフィ・シグルズソンのシュートも防いでみせた。
ユナイテッドは、マタがアシュリー・ウィリアムズのファウルを受けてボックスエッジでフリーキックを獲得し、マタが直接狙うもポストに阻まれてしまう。不安が募る展開が続いたものの、ルカクがスペースに抜け出したムヒタリアンを見逃さずにパス。これをミキが蹴り込みようやくリードを拡大する。
そしてルカクにもゴールが生まれる展開に。フリーキックはディフレクトしたが、マティッチのクロスをジェシー・リンガードがフリックさせ、ルカクが蹴り込み3-0。
交代出場のマルシャルはスピードを生かして敵陣に侵入すると、元ユナイテッドのモルガン・シュナイデルランのハンドを誘ってPKを獲得する。これをマルシャルが決めてダメ押しの4点目。ユナイテッドが快勝し、マンチェスター・シティーと並んでリーグ首位に浮上している。
サンドロのロングシュートも止めたデ・ヘアは、ユナイテッドでクリーンシート(無失点)100試合を達成した。
チームラインナップ
ユナイテッド:デ・ヘア、バレンシア、バイリー、ジョーンズ、ヤング、マティッチ、フェライニ、マタ(77分にエレーラと交代)、ムヒタリアン(88分にマルシャルと交代)、ラッシュフォード(61分にリンガードと交代)、ルカク
出場機会の無かったサブ:ロメロ、スモーリング、キャリック、ダルミアン
エヴァートン:ピックフォード、マルティナ、キーン、ウィリアムズ、ジャギエルカ、ベインズ、シュナイデルラン、デイヴィス(66分にサンドロと交代)、ゲイェ(76分にカルバート・ルーインと交代)、シグルズソン、ルーニー(80分にミララスと交代)
出場機会の無かったサブ:ステケレンブルフ、ホールゲイト、ベシッチ、クラセン
次節は?
水曜の夜に再びオールド・トラッフォードでバートンとのカラバオカップを戦い、週末はアウェイでサウサンプトンと対戦する。