ユナイテッド

試合レポート:ノッティンガム・フォレスト2-1ユナイテッド

土曜日 30 12月 2023 20:13

マンチェスター・ユナイテッドはノッティンガム・フォレストに2-1で敗れ、2023年を終えた。

シティ・グラウンドでの一戦は、ニコラス・ドミンゲスの得点でホームチームが先制。アレハンドロ・ガルナチョのパスを受けたマーカス・ラッシュフォードが今季3点目をあげて同点に追いついたが、モルガン・ギブス・ホワイトに勝ち越し弾を許して敗れた。

後半の追加タイムは10分以上あったが、同会場では1992年以来の敗戦を喫した。

パンチングでボールを弾き返すアンドレ・オナナ

前半 - 少ないアクション

開始1分、ドミンゲスのシュートはコビー・メイヌーの頭に阻まれ、コーナーキックとなったが、前半はゴール前でのアクションが少なく、全体的なクオリティも低かった。

ラファエル・ヴァランヌは、アンソニー・エランガのクロスをゴール前にそらしたが、一瞬、自分のゴールネットを揺らしたかのように見えた。

ユナイテッドは、フォレストのキーパーを務めたターナーが少し緊張した面持ちでボールを保持していたにもかかわらず、目立ったプレーを見せることができなかった。

前半にユナイテッドが放ったシュートは1本のみで、アーロン・ワン・ビサカのシュートはブロックされた。

後半-フォレストでのフラストレーション

エリック・テン・ハフ監督はメイヌーに代えてスコット・マクトミネイを投入したが、試合のパターンはほとんど変わらなかった。また、アントニーに代えてアマドを投入。同選手は2021年12月にヨーロッパリーグでヤングボーイズと対戦して以来の出場を果たした。

後半に最初のシュートはディオゴ・ダロトが放ったものだった。同じサイドバックのワン・ビサカのパスを受けたダロトは、遠目からポスト直撃のシュートを放つ。

しかし、この流れを生かせない。マクトミネイとジョニー・エバンスへの軽率なチャレンジでギブス・ホワイトにイエローカードが出されると、徐々に荒い展開に。そして64分、ホームチームが先制する。エランガがゴンサロ・モンティエルにボールを送ると、ドミンゲスがボックス内のスペースに飛び出し、右足でゴールを決めた。

ブルーノ・フェルナンデスのコーナーキックにガルナチョが合わせたが、ボレーシュートは地面にバウンドし、ネットの上に。ターナーのミスパスを受けたガルナチョは、冷静さを保って前進し、正確にラッシュフォードにフィード。これをラッシュフォードが落ち着いて蹴り込み、同点に追いつく。

だが、エランガのマークが甘かったシーンを生かされてしまい、エランガからのパスを受けたギブス・ホワイトがオナナをかわして2-1とする。

再びビハインドを背負ったユナイテッドは、エリクセンのコーナーキックからフェルナンデスがボレーシュートを放つが、ターナーがセーブ。その直後、同じ動きでフェルナンデスがシュートを放つと、エリア内でハンドがあったとアピールするも、主審は笛を吹かなかった。交代出場のセルヒオ・レギロンのシュートをターナーがセーブ。エリクセンもアマドのパスをシュートで終わったがワイドに流れて試合終了となり、2023年最終戦が残念な形で終わった。

ジョニー・エヴァンス

出場チーム

フォレスト:ターナー;モンティエル(74分にウィリアムズと交代)、ニアカテ、ムリーリョ、アイナ(87分にトフォロと交代);ダニーロ(87分にマンガラと交代)、ドミンゲス(79分にハドソン・オドイと交代)、イエーツ(C);エランガ(87分にボリーと交代)、ウッド、ギブス・ホワイト

出場機会のなかったサブ:ヴラコディモス、タヴァレス、ウォーラル、クヤテ

ゴール:ドミンゲス(64分)、ギブス・ホワイト(82分)

イエローカード:ギブス・ホワイト、マンガラ

ユナイテッド:オナナ;ワン・ビサカ(90分にレギロンと交代)、ヴァランヌ、エヴァンス、ダロト;メイヌー(46分にマクトミネイと交代)、エリクセン;アントニー(54分にアマドと交代)、フェルナンデス(c)、ガルナチョ;ラッシュフォード

出場機会のなかったサブ:バユンドゥル、カンブワラ、ゴア、ハンニバル、ファン・デ・べーク、ペリストリ

ゴール:ラッシュフォード(78分)

イエローカード:ダロト、ヴァランヌ、ガルナチョ、エリクセン

おすすめ: