ダルミアン「ユヴェントスは世界最強の一角」
マンチェスター・ユナイテッドは11月7日(水)、UEFAチャンピオンズリーグのユヴェントス戦に挑む。そしてマッテオ・ダルミアンは、レッズに課せられたこの使命を決して甘くはみていない。
ダルミアンは2011年から2015年にかけて、ユヴェントスと同じくトリノを本拠地とする地元のライバル、FCトリノに在籍していた。よって、”ビアンコネッリ”を彼らの拠点であるアリアンツ・スタジアムで倒すことの難しさは、誰よりも理解している。
「ユヴェントスは正真正銘の強豪クラブだ。世界で最強クラブの一角とも言える」
そうMUTVのマーク・サリバンに語ったダルミアン。
「イタリアの最強クラブであることは知ってのとおりだ。セリエAでも7連覇中だしね。みんなが破りたいと願う相手だ。彼らのチームは相当強い。だから厳しい対戦になる」
ユヴェントスの強さは数字も証明している。
直近の14試合で13勝。残りの1戦は引き分けている。チャンピオンズリーグでも、これまで全勝でグループHの首位につけている。
「彼らは組織がしっかりしている。ものすごくコンパクトだから、なかなかゴールを奪うことができない。その彼らから点を奪って勝利するには、相当な集中力が必要だ」
先月の第1戦目では、元レッズの背番号7、クリスティアーノ・ロナウドが古巣オールド・トラッフォードに凱旋した。
この試合では得点こそなかったが、的確なクロスをあげてパウロ・ディバラの決勝ゴールをセットアップ。ダルミアンは、33歳になったいまも、ロナウドは試合の展開を一瞬で覆すことのできる存在だと話す。
「ユヴェントスにとってクリスティアーノを獲得したことはこの夏の移籍で最高の手柄だった」
「誰もがクリスティアーノの凄さを知っている。でも、僕らが警戒すべきは彼一人じゃない。他にも手強い選手は何人もいる。攻撃陣だけじゃなく、中盤やディフェンスラインにもね」
この試合は、ユヴェントスが2011年に本拠地を現在のアリアンツ・スタジアムに移して以来、ユナイテッドにとって初めての訪問となる。ダルミアンは、レッズの面々は、慣れ親しんだ会場の雰囲気を味わうことになるだろうと語る。
「スタンドがピッチに近くてイングランドのスタジアムみたいな雰囲気なんだ」
「観衆はものすごく熱狂的だ。だから僕らにとってはやりにくい試合になるけれど、しっかり準備して勝利を目指すよ」。
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