アマドがAonトレーニング・コンプレックスに参上
マンチェスター・ユナイテッドに加入したアマド・ディアロが初めてAonコンプレックスを訪れた。
コートジボワール人ウィンガーとの契約は、昨年10月に合意に達していたが、先週アタランタからの移籍が正式に発表された。
アマドとの契約は、1年の延長オプション付きの2025年6月までだ。
マンチェスター入りするにはビザの認可が必要だったが、晴れてすべての手続きが整い、若きウィンガーはAonトレーニング・コンプレックスに一歩を踏み出した。
アマドは背番号19を背負うことになる。かつてドワイト・ヨークやマーカス・ラッシュフォードもつけていた番号だ。
契約完了を伝える声明の中でオーレ・グンナー・スールシャール監督は、将来性ある若手タレントへの期待をこめた。
「アマドに関しては、クラブとしても何年も関心を持っていた。私自身も彼のプレーを見ていた。彼は最もエキサイティングな選手の一人だ」
「マンチェスター·ユナイテッドには、若い選手を育てることに関して誇れる歴史がある。アマドのポテンシャルを最大限に生かすための全てが揃っている」
未知の国で、新たなクラブに入団するというのは容易いことではないが、アマドの前には彼に手を差し伸べる仲間たちが列をなしている。
ユナイテッドは家族的なクラブだ。エリック・バイリーもさっそく協力を買って出ている。
「アマドのことは知っているよ。彼とは話をするし、若くて才能がある選手。でも、新選手に関しては落ち着いて対応することが大事だ。彼は素晴らしいプレーをしてくれるだろうけれど、落ち着いて対応しないといけない」
「彼の力になりたい。僕は誰の力にでもなりたいんだ。それは大事なことで、僕がクラブに加入したとき、経験豊富な選手が力になってくれた。(ウェイン)ルーニー、イブラ(ズラタン·イブラヒモヴィッチ)、アントニオ·バレンシアらに助けてもらった。だから、若い選手がチームに加わったら、力になってあげることが大事だよ」