ホイルンド自身が考える長所
マンチェスター・ユナイテッドのファンは、新加入のストライカー、ラスムス・ホイルンドに何を期待するのだろうか?
デンマーク出身、20歳の彼は、昨年8月にシュトゥルム・グラーツからアタランタに移籍して以来、世界のフットボールシーンで急速に頭角を現している。
しかし、ホイルンドのキャリアはまだ始まったばかりで、彼のプレーを見たことがない人も多いかもしれない。
幸いなことに、コペンハーゲンに以前所属した彼は、自分のプレーや、チームに何を提供できるかということに関しては、雄弁に語ることができる。
「フィジカルが強く、情熱的で、スピードがある」とユナイテッドのハリー・ロビンソン記者に語った彼は、イタリアとデンマークでの様々な役割について、詳しく語った。
「アタランタでは、サイドからのプレーも多かった。ワイドストライカーとしては、ビルドアップやホールドアップのプレーが求められるけど、代表チームでは、どちらかというとターゲットナイン、インサイド・ザ・ボックスのストライカーなんだ」
「だから、異なる2種類の役割を担っている。システムに合うようにやりたい」
「できると思っているからクラブに来た。ボスの言うことを聞くだけさ」
ラスムスは、マーカス・ラッシュフォードやアントニー・マルシャルと同様、ワイドとミドルの両方でプレーできる。プレシーズンでは、ジェイドン・サンチョが今までのワイドなポジションではなく、中央でもプレーできるところをアピールした。
もちろん、テン・ハグの起用次第ではあるが、ホイルンドはデンマーク代表でセンターフォワードとして能力を開花させており、昨秋でのデビュー以降6試合で6ゴールという結果を残している。
「(デンマーク代表では)どちらかというと6ヤードのボックスの間で、細かい動きをして、ゴールを決めることだけに集中している」
「だから、悪い時も良い時も、常に自信は持っている。異なる2つの役割をこなしているんだ」
「でも、僕はどちらの方法でもゴールを決められると言いたい。利き足は左だけど、右足でフィニッシュすることもできる」
「右足よりも左足でドリブルするのが好きだけど、フィニッシュは両足で大丈夫」
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最も重要なのは、ラスムスが自分をオールラウンドなストライカーだと考えていることだ。ユナイテッドの選手として初めて話を聞いただけでも、強い気持ちを持つ彼が、エリック・テン・ハフ監督のチームに合うのは間違いない。
「勝つことが一番大事だと思う。もちろん、自分の役割はゴールを決めることと、監督が望むことを手助けすることだから」
「キープすることでも、ゴールでも、プレッシングでも、やれることがある。あらゆることをこなしたい」