オーレ「使える戦力で戦う」
マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督が、月曜にオールド・トラッフォードにアーセナルを迎えるプレミアリーグの対戦について、最新のチーム情報を明かした。
水曜のカラバオカップ3回戦、対ロッチデール戦にフル出場し復帰を果たしたポール・ポグバだが、月曜のアーセナル戦への出場は微妙な状況であるという。また、その試合でハーフタイムにピッチを退いたフィル・ジョーンズはインターナショナル・ブレイク明けまで欠場となる。
アントニー・マルシャルは、ガナーズ戦だけでなく、AZアルクマール戦とニューカッスル・ユナイテッド戦も欠場が濃厚。しかしマーカス・ラッシュフォードは、代表ウィーク前に復帰できる可能性もある。
そんな中、ルーク・ショーの復帰が間近だというのはポジティブなニュースだ。
MUTVのインタビューに答えたオーレは、「1人か2人はまだ完全に復帰できない状態にある。ポールの足首はけっこう腫れているから、試合までの状況を慎重に見守る必要がある。90分プレーしたが、最後の方は痛みがでてきていたからね」と状況を説明。
「フィルはインターナショナル・ブレイク明けまで欠場することになる。毎試合後にはこういった勘定をしないといけないわけだが。おそらく今のところはそれだけだ」
「アントニーも代表ウィーク前の復帰は難しいだろうね。しかしルークは良い感じで回復しているから、彼は復帰できるかもしれない」
記者会見の席で、ラッシュフォードとマルシャルは2人ともアーセナル戦を欠場することになるのかと問われると、
「私は危ない橋を渡る気はないよ。ただ、こういった状況はこの競技の一部だから仕方がない。手元にある戦力だけでチームを構成してこの試合に挑むよ」と答えた。
今週の初旬、指揮官はディオゴ・ダロトとアンヘル・ゴメスも負傷中だと話していた。よって2人ともロッチデール戦を欠場したのだが、ヨーロッパリーグのAZアルクマール戦には、2人とも出場可能な見込みであるという。
一方、エリック・バイリーとティム・フォス・メンサーは、まだ療養中だ。
アーセナルの状況は?
けが人に関しては事態は好転している。ヘクトール・ベジェリン、カラム・チャンバース、そして今季入団したばかりのキエラン・ティエニーはそろってカラバオカップのノッティンガム・フォレスト戦に出場、5-0の快勝に寄与した。
フランス人FWアレクサンドル・ラカゼットは欠場、コンスタンティノス・マヴロパノスとエミール・スミス・ロウも微妙だ。
若手選手たちが活躍を見せているから、ユナイテッド戦でも、彼らはエメリー監督の構想に食い込んでいることだろう。