ラルフがマグパイズ戦を総括
ラルフ・ラングニックは、マンチェスター・ユナイテッドの選手たちによりフィジカルの強さとエネルギーを求めている。
7分にアラン・サン=マキシマンのゴールでニューカッスルが先制した後、エディンソン・カバーニが交代出場で同点弾を決めて勝ち点1を獲得したが、この日もダビド・デ・へアの見事なセーブに助けられた。
この試合は、クラブ内で新型コロナウイルス陽性者が出た影響で16日ぶりの試合となったが、ラングニック監督は、戦い方やリスクテイクの面でもっとチームに期待していたようだ。
ラングニック監督は、MUTV、Sky Sports、そして記者会見でのインタビューで試合を振り返った。
エネルギーとフィジカル
「(パフォーマンスを)全く評価していない。ゲームをコントロールする能力を高めようとしてきたが、今日はほんの少しの時間を除いてできていなかった。エネルギー、フィジカル、そしてセカンドボールを獲得するかどうか、守備から攻撃に転じる場面が重要なのだが、これらすべての分野において我々は最高の状態ではなかった。最終的には勝ち点1を獲得できたが、全体的なパフォーマンスを向上させる必要がある。パレスとの対戦では、ホームでの試合ということもあり、より良いプレーができた。その後ノリッジとニューカッスルでのアウェイゲームだったが、フィジカルとエネルギーの問題。つまりデュエルに勝つための準備と能力が必要なのだが、それがあまりできていなかった。ボールを保持していても、失点を含め、あまりにも簡単にボールを奪われてしまった。今日はボディランゲージの問題ではなく、フィジカルの問題だった。ボディランゲージはそれほど問題ではなかったが、ニューカッスルに対抗するにはフィジカルを強化しなければならない。それが試合の多くの部分でできていなかったので苦しんだ」
より良い判断が必要
「最大の問題は、ボールを持っているときに犯したミス、ボールロスト、凡ミスで、ボールを与えてしまうことがあまりにも多かった。後半、同点に追いついたときも、相手が2、3人の負傷者を抱えていたときも、我々はゲームをコントロールできず、重要な場面で誤った判断をしていた。
エディが相手を苦しめた
「1点ビハインドだったので、ゴールが必要だったし、もっとリスクを冒さなければならなかったのでエディンソン・カバーニとジェイドン・サンチョを投入して、4-1-3-2のフォーメーションでプレーした。ゴールシーンを含め、いくつかの場面では良かったと思う。エディンソンは他にも2回ほど得点のチャンスがあったし、彼と同様にゴール前で危険なストライカーがチームにはもう一人いる。今日は、フォーメーションの問題ではなく、どれだけアグレッシブにプレーできたかが問題だった。エネルギーの問題であり、ボールを持っているときも含めて、体力面を上げていかないといけない」
コロナは言い訳にできない
「リズムの問題もあるが、(コロナの影響で試合が中断したことについて)言い訳をしてはいけない。我々はボールを持っているときに、よりフィジカルに、より正確に、より良くなる必要がある。ボールを持っているときのパフォーマンスや、プレスやカウンタープレスをしなければならないときのパフォーマンスにも満足していない。これはスプリントやエネルギーの問題であり、ボールを持っているとき、ボールを持っていないときにどのようなエネルギーモードでプレーするかということだ。3日後にはバーンリーとのホーム戦、その4日後にはウルブズとのホーム戦があり、どちらも自分たちのスタジアムでの試合になるので、選手たちも今日より良いプレーができるだろう。しかし、勝ち点を獲得するためには、今後2試合のホームゲームで良いプレーを続けないといけない」
デ・へアの素晴らしさ
「これまでの試合では、自分たちの方が良かったと思うこともあったが、結果を出すことも大切。今日は同点に追いつけたのが良かった。最終的には2-2になっていたかもしれない。ノリッジでの試合と同じように、ダビド・デ・へアの素晴らしいセーブが2、3回あった。ウチには2点目を取るチャンスもあった。ダビドは世界最高のGKの一人であることは間違いない。ノリッジ戦でも今日の試合でもそれを証明してくれた。